私は、産業カウンセラーの勉強の途中から、あたかも自分がカウンセラーになりたい人のような錯覚を持ってしまったことがあります。
当初の目的は「自分を客観視できるようになること」であったにもかかわらず、周りの皆さんのお仕事への熱意を自分のことのように思い込んでしまったのです。
なので、うまくできない自分に悩み始めました。
今なら、「そもそも自分のためでしょ、うまくできないのは当然じゃない」と笑いながら自分に言えるのですが、その当時は悩んでいたのです。
そんなこと、先生から見れば、歴然たる差ははっきりとわかります。
私は先生の厳しい態度にも悩み始めたのです。
いやいや、私の実力不足に他ならないのに。
そこで、私の本領発揮。
我慢に我慢し、自分の中でもやもや重たく考え込んだ挙句、自分が弱いことをやっと思い出したのです。
グループの仲間に打ち明けたました。
とても悩んでいることを。
そうしたら、とても皆さん、こうなんというか冷静に、クールに、考えていたことがわかりました。
いかに、私はが堅物でカチコチに生真面目に(それがいいとか悪いとかではなく)一つのことに執着して、重く考えていた、と気がつきました。
一気に自分の心が軽くなった瞬間。
その後も、凹むことも多々ありましたが、その都度仲間に打ち明けて、笑って受け流せるようになりました。
できなかったら、途中で脱落していたかもしれません。
私は結局のところ、人に頼ります。
もちろん決断は自分でしますが、弱さを認めて解放できます。
そこが私の強いところ、とでもいうのでしょうか?
弱い自分を知ることは悪くないです。
他の人の力を注入してもらい、強くなれます。
弱さを知っている人は、強さも同時に知ることになるでしょう。
弱い自分を認めていいのです。
それも自分の一部なのですから。
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