死別後の心の管理について

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死別した後の心について

死別した後の心は、全てのことがひっくり返り、ごちゃごちゃになります。

何がごちゃごちゃかというと、夫婦としての人生、亡き夫の人生、子供の人生、場合によっては義家族や実家族と、自分の人生がごちゃごちゃになります。

今まで夫がいたことで保たれていた絶妙なバランスがあったことを感じる方もあるでしょう。

一人の人間がいなくなることでバランスが崩れ、自分の心だけでなく、生活自体をそこから立て直さなくてはいけません。

前向きに捉えれば、一旦崩れたものを1から整えられると捉えることもできますが、一度に色々なことが崩れたので立て直すことは簡単なことではありません。

どこからどう立て直すか、順序があります。

その状況によりそれぞれですが、順序があると言うことは一気に何かを解決ことではありません。

一つずつ進めていきましょう。

自分のストレスを理解する

第一に自分が今何にストレスを感じているかを知ることが大切です。

最初は漠然としています。

漠然とした不安を細分化して明確にしたところで、いくつも不安を抱えている自分に気が付き、心が折れてしまうそうになるかもしれません。

しかしここは一つずつ、一歩一歩です。

ひとつ不安を潰せば、前向きな見通しが出てくることを信じてください。

お金、人間関係、社会的な立場、子育て、自分の人生などに分類して自分が今それぞれ何点くらいかを考えてみましょう。

そこでどこから進めば心の負担なく取り組めるのか、役に立つ人物は?使える支援はないのか?など客観的に考えてみることをお勧めします。

ごめんではなくありがとうで対等な関係を

私は、夫を亡くしてから、実母と二人三脚で子育てしてきました。

本当に感謝をしています。

ただ、感謝と申し訳なく思うことは、心の負荷が違うように思います。

申し訳ない思っていた時は、手伝いをしてもらうことがストレスでした。

ごめんねと言うとずしんと心が重くなり、ありがとうと伝えると安心感と頑張ろうと言う気持ちが湧きました。

ごめんねと思っている時は、いつも自分を下に置く感覚で、母に対して言いたいことを飲み込んでいました。

自責の念を和らげたり、母親の理想の娘ではないという思い込みをとっぱらうことなど、自分と向き合う作業で、関係性は改善し対等な人間関係になれました。

これが実母と私の人生の切り分けだと考えています。

この考えに至るまで、私はとても時間がかかったので、あえてお伝えします。

大切な人が亡くなったのはあなたのせいではないと言うことです。

言われただけでは納得いかないかもしれませんが、そうかもしれないという視点をどうか取り入れてください。

だから、誰かに謝りすぎることなく、あなたらしくあなたの人生を生きればいいのです。

そうすることで夫やあなたを手伝ってくれる人とあなたの人生の切り分けになると私は考えています。

一人では難しいと思うなら、人に相談してみることもお勧めです。

辛いことは一人で考えすぎないことが、解決の最短ルートだと思います。

もう十分頑張っているのだから。

 

 

 

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