亡くなった夫の話はいつまでできるのか?

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<この記事を書いた人>

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夫のことをいつまでも言ってはいけないと思っている方

死別直後、周りの人は心配して夫の話をたくさん聞いてくれたのに、なんとなく時を経て言い辛くなると感じることはありませんか?

いつまでも亡くなった方を思い続けることは、前に進んでいないように思われるかもしれません。

当事者ではない周りの人にとって、亡くなった旦那様はどんどん過去になっていきます。

当事者は「過去になる」というのとはやや違い、一体化するような感覚があると私は思っています。

だから、旦那様の話をすることは、今を生きる自分を語ることに近いので自分のかなでは「今」なのです。

その感覚はなかなか伝わらないので、いつまでも過去を引きずっているようで「心配」と受け取られることもあります。

こちら側は、そういう反応に敏感ですから、夫の話をすることをしにくくなると感じる方も少なく無いのでありませんか。

しかし、最愛の夫を亡くした気持ちを語ることは、癒しになりますし、夫理解、自分理解にもつながり、心が軽くなります。

ですので、そういう場を確保することをお勧めします。

いつでも安心して夫のことを話せる場を自分で探しておきましょう。

話せる「時」と「場合」

同じ経験をした人たちとのコミュニティ

夫のことを思い切り話せる場は、同じ経験をした人たちとのコミュニティが安心安全です。

手前味噌ですが、私の月1回の死別シングルマザーの会に参加するのも一つの方法です。

もちろん亡き夫に怒りを感じている方もいるかもしれません。

それでも、亡くなった人を語るという意味では同じですし、それぞれをジャッジはしませんので、困惑するということはありません。

そういう場で旦那様のことを、誰の顔色を気にすることなく語れることは、ストレスから解放されるでしょう。

調べれば、色々なカテゴリのコミュニティがあります。

様々な場に顔を出し、合うものを見つけて確保しておくといいですよ。

話したい!と思った時に駆け込み寺のようなところがあると、日々の生活で安心できます。

今話せなくても、あの場があるから頑張ろう、とそんな気持ちで過ごすことができますから。

命日

命日は亡くなった方を思い切り思い出し、語ることのできる大切な日です。

もちろん集まるメンバーにもよりますので、そこは喪主である自分が主導権を持って進めていくことをお勧めします。

親族の関係性もあるでしょうから、そこはそこで執り行い、あなたの集めたい人、ご主人が集まって欲しい人を選んで別日で執り行うこともできます。

そして亡き夫を笑顔で語れる人たちから、彼の話を聴くことで、色々な旦那様に出会える可能性もあります。

命日はたくさん、笑ってたくさん語ってください。

命日はそう言う、彼の好きだったものを供えるだけではなくて、彼の好きだった人たちと集まり、彼の「好き」を思う存分味合わせてあげるといいですね。

カウンセリング

私はカウンセリングを渡り歩き何度も夫のことを語りました。

同じ先生になってからは、夫のことだけではなく自分自身のことを深めますので、夫の話は自然としなくなります。

たくさん話せば、もういいかなと自分で思う時が来るものです。

大いに利用することをお勧めします。

自然に話せる世の中になって欲しい

亡くなった人のことをいつまでも話すことを「後ろ向き」と捉える人が減るといいなと思います。

自然に何の気遣いをすることなく、亡くなった人を語れることが一般的な世界になるといいですね。

私は至る所で話すことで、夫を語ることはもう大丈夫と思えました。

それを中途半端に自分で制御することは、心に負担をかけ兼ねません。

それには、自分がまず堂々としていることが大事です。

大好きだった想い、素晴らしい人であったことは、亡くなっても変わることはありません。

 

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