死別後の遺品整理の具体的方法

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遺品整理のススメ

 

旦那様を亡くしてから、旦那様のモノをどうするか悩む方も多いことでしょう。

旦那様の思い入れのあるもの、旦那様へあげたプレゼントなどの夫婦の思い出など、ものには感情が乗っかっています。

だからこそ、感情が込み上げたり、かき乱されたり、逆に暖かい気持ちになることもあるでしょう。

手にして心が落ち着く場合、そのままでもいいのかもしれませんが、基本的に私は遺品を手放すことをお勧めしています。

ただ、辛いピークの時にさっさと手放して、後悔しても取り戻せないものです。

ある程度の期間は手元に置いておき、冷静に判断してから、手放す準備に入るといいでしょう。

おおよそ3年目くらいには、かなり心は穏やかになってくるものです。

ですので、3年を目処に旦那様の遺品をどうするか検討をつけておくと動きやすいです。

何を手放すのか

何から手を出せばいいのか、何を手放せばいいのか、迷うかもしれません。

怖くなるかもしれません。

手放す基準は自分の心です。

手にすることで、気持ちが落ち込むものは手放す対象と考えて間違いありません。

どうしても手放すことに抵抗がある場合は、写真に収めておきましょう。

また手放す為に箱をひとつ用意してください。

そこに入れておき半年手をつけなければ、そのまま捨ててしまいましょう。

どうしても開けてしまい、手にしたものは一旦保留です。

手にした時の感覚も大事にしましょう。

落ち込むなら、やはり必要ない物。

違う人の念が入っている場合もあるからです。

全て旦那様のものだからと言って、旦那様の想いが詰まっているとも限りません。

その感覚というものを大事にして、勇気を出して手放すものにしてください。

そして、人間は大切なことは案外忘れないでいられます。

自分のものは誰が手放すのか?

私たちもいつかは亡くなります。

それは明日かもしれませんし、何十年も先かもしれません。

遺品整理というのは、ものすごく心が疲弊します。

時間と労力のかかることです。

自分が遺品整理をした経験があればその大変さはわかりますよね。

それを、大切な誰か(子供)にやらせたいですか?

私の基準はそこです。

子供に遺品整理をさせたいでしょうか?

自分だけでなく、夫の分までさせたいですか?

物を抱えるということは、彼らの未来の時間までも拝借するということです。

子供達の時間を奪わない親でありたいですね。

全くモノを持たないことは、生活していく上で難しい部分もありますが、「今」の自分に相応しい物と、「未来」の自分に相応しい物を持つことです。

過去を捨てろというわけではないですが、過去に囚われること、過去の方が幸せだったと思い込むようなものは手放して行きましょう。

減らしていくと、案外なくても生活ができることが実感できるはずです。

そして、ものが循環していく心地よさみたいなものを感じらます。

滞らせるより、回して行くこと大切です。

まとめ

遺品整理について

  • 手にして落ち込むものと、暖かくなるものを分ける
  • 落ち込むものボックスを作り、半年触らなかったらそのまま処分
  • 焦ることはないが、3年を目処に遺品整理に取り掛かる
  • どうしても迷うならば、写真(データ)で保存
  • ものはあの世には持っていけないことを認識する
  • 自分の遺品整理は誰がするのかを常に頭に入れておく
  • 今と未来の自分に必要なものを残す

 

 

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