死別シングルマザーとして取材を受けました。

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<この記事を書いた人>

週末の新宿駅。どこもかしこもお休み。長男が富山旅行から帰ってきて、こんな東京でも「人が多いよ」と言っていました。視点を変えるとこんな発想になります。

死別シングルマザーのランチ会の告知を出してしばらくして、「死別シングルマザーの取材をしたい」と連絡が入りました。

私は

死別シングルマザーだからって、かわいそうな人としての取材でしたら他の方を探してください

とお伝えしました。

先方は死別シングルマザーだから、伝わるこがあると思うと仰るので取材をお受けしすることに。

まだ未確定ですが、もし掲載が決まったらこちらでもお知らせしますね。

インタビューはとても楽しかったです。

私が夫と死別してからの9年間を、ただ聞かれたことに対して正直にお答えしたのですが、結局私が、ここで綴っていることとなんら変わら無い。

何か伝えたいことはありますか?

そう聞かれました。

私の伝えたいことはただ一つだけ。

それを再確認した時間とも言えます。

私は、夫と小さな約束から、夫がいないとできな約束、たくさんしました。

でも、できずに彼は亡くなりました。

だから、それを、せめて私たちは先延ばしにしない方がいい。

それは小さなことでもいいんですよね。

あ、あそこのケーキ食べたいなと思えば、今日買って食べればいい。

そのレベルでもいいから、明日やろうかなと思ったことを今日やる、今やる。

それを繰り返すことが、日々の元気を取り戻すモチベーションになっていくのかもしれません。

私がそれを全てできているかと言われると、100%では無いですけどね。

意識するだけでも楽しい。

私は、書き出しをしていつも持ち歩いています。

やり残しをしない。

それが、夫に対する私の想いです。

インタビューを受けたことの意味。

それはきっと「死別」という経験をした私たちだから、伝えられることがあると言うことです。

死というテーマは、私たち全ての人と隣り合わせ。

でもなんだか目を背けたり、ネガティヴに捉えてしまう。

近いようで遠い、遠いようで身近な、形ないもの。

私たちは夫という大切なパートナーを通じて経験している。

それにはやっぱり意味がある。

私には、それに意味を持たせたい。

私はずっとそれを発信していきます。

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コメント

  1. SECRET: 0
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    かわいそう扱いとっても困ります。
    大切な人をなくしたことは
    さみしいし悲しさです。
    だからといって残されたものの人生がかわいそうな事ではあってはならないのです。
    元気にしてたら立ち直ったと思われるし
    質素に暮らさないといけない…みたいな決めつけもやめてほしいです。
    人生プラマイゼロなら
    こんな辛い思いしたのだから
    あとはプラスしかない笑笑
    そして今夫婦でいる人には
    日常生活の当たり前のことに感謝して過ごしてほしいです^_^

  2. あおいほし より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >美純きもの教室さん
    コメントありがとうございます。
    まさに共感!!
    本当にそうですよね。
    だから、私たちは冷静に、それは向こうの勝手な価値観で好き勝手言っているという線引きと、客観的で冷静な自分でいることが大切なのかなと。
    本当にこれからいい人生しかない。
    夫は守ってくれていると信じて。