キャリアなし死別シングルマザーが仕事のことを通して気がついたこと〜仕事のこと最終話

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しておりますカウンセラー万珠(マジュ)です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。

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仕事のことを通して気がついたこと 

私は、夫を亡くした時、乳飲児を抱えた完全無職の専業主婦でした。

たらればを言っても仕方がないのですが、もし私が仕事を続けていたら、夫を亡くしたとしても、育休中で過ごすこともできたかもしれません。

それどころか、夫が辛かったことに対して、もっと違う声かけができたかもしれないと、ずっと私は後悔してきました。

20代きちんとキャリアを構築していたら、就活も苦労せずに仕事が道かったのかもしれないと不採用通知をもらう度に思いました。

その都度私は、自分を嫌いになり、夫や子供たちに懺悔の気持ちが生まれました。なぜ私が生きていて、夫が亡くなったのか?私が亡くなった方が良かったのか?なんて、意味のないことを泣きながら考えました。

しかし、振り返れば良く頑張ったと思うし、諦めなければなんとか道が繋がる経験をして自分や自分の死別の経験を受け入れることができるようになりました。

夫が亡くなって、本当に甘えることができなくなったから、仕事に対する気持ちも入れ替えて、することの大変さや楽しさも、経験できたと思っています。

そこで、夫への感謝の念やリスペクトも生まれました。

これは専業主婦で甘えた生活をしていたから思える部分もあると思います。

夫が経験したであろうことを経験したことは、夫を理解するためにはとても重要な経験でした。

そして、自分が夫の分まで頑張るかという精神的な部分と、実際男性一人がいなくなってしまった家計管理を客観的に捉えて、自分や家族が笑顔でいられるラインがどこなのかを見極めて、頑張りすぎないことが大事だということを学びました。

パワハラを受けて、自分の笑顔が消えた時、子供を不安な気持ちにさせた時、追い込むような頑張りではなく、自分個人のバランスを見極めることが必要ということが良くわかりました。

 

そして、相談できる人が一人いることで、自分のメンタルを客観的に教えてもらえることがすごく大事だと思いました。

いつもどこかに相談できる人がいることは、何かの時の助けにきっとなる。

20代仕事をいい加減にやってきたツケが夫との死別で回ってきた私。

でも、今となっては仕事をしてきて良かったと思えているから不思議です。

人は変われるし、変えさせせていただいている。

仕事を通して、色々と気づきがあり、私の立ち直る家庭に絶対必要でした。

 

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