死別後の自分を数値化することで楽になる

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死別後の辛さを数値化できたら

カウンセリングの中で、「私頑張っているんですかね?」とおっしゃる方が本当に多いと感じます。

自分が頑張っている認識がないのです。

夫を亡くすと言うことは、辛さを抱えながら生活全体を構築し直さなければいけません。

普段の生活をする中で「夫が単身赴任していいないワンオペ育児」と「夫が亡くなった正真正銘のワンオペ育児」は全く違うのは明確です。

もちろん比べることではないのですが、夫を亡くした時点での生活はかなりのエネルギーが消費されていることを認識してください。

例えば、今までの生活が0として、死別したら、マイナス5点、〇〇と言う病気との闘病だったから、マイナス2点、親が手伝ってくれたら、2点加算とか、こういう風に数値化できたら、自分がどんなに心に負荷がかかった状態で頑張っているのか伝えられるのにと考えることがあります。

もしも同じ病気であっても、受け止め方は結局自分次第なので、全員が納得する指標にすることは難しいですね。

ただ、数字と言うのは客観視する材料にはなりますので、今の自分を点数化してください。

10段階で自分を点数化する

ネガティブな感情に気付く

今の死別の辛さを10点満点で言うと何点ですか?

一人で子育てする辛さを10点満点で言うと?

「辛い」にもいろいろあります。

それを細分化してみると、自分が何にどの程度辛さを感じているかがわかります。

案外平気と思っていても、実は辛いと思っていたと気がつくこともあります。

こんなにしんどかったのだと気がつくことができれば、自分を癒やすことができます。

自分が色々なことに蓋をして、頑張り続けている場合がありますよ。

頑張りを明確化する

辛さだけでなく、頑張りも数値化してみましょう。

頑張っても頑張っても、自分の頑張りが足りないような気持ちになることはありませんか?

夫が亡くなったから2倍3倍頑張らなきゃと、気持ちばかり焦る時があります。

しかし、あなたはあなたでしかないから、人の分まで頑張る必要はありません。

夫は夫、あなたはあなたで切り分けましょう。

夫を亡くした時点で、かなり心は疲弊していることでしょう。

ですので、頑張ると言うハードルを少し下げていいのです。

そこを許可するのは自分自身。

それこそ点数化ではないですが、夫を亡くして普段の生活からマイナスの方向へ引っ張られています。

どこまで頑張れば自分を認められますか?

自分で自分の頑張りが認められなければ、頑張り続けなければいけなくなります。

休息を取っているつもりでも、どこか焦ってしまったり後ろめたく感じ、心が休まりません。

ですので、ご自身の頑張り10点満点は、どの時点で満点なのかは、少しハードルを下げるとともに明確にしてください。

いつも10点以上頑張っている自分に気がつくかもしれません。

死別の辛さを経験している上での頑張りということを忘れないでください。

自分を楽にさせるのは自分次第です

自分を楽にさせるのは、誰でもなく自分です。

あなたが楽だと感じられるのは、あなたしかいないから。

夫と死別をして、あなたを優先にしてくださいと伝えても、母親としての自分をなかなか外せません。

それは素敵なことですが、お子さんより自分を優先にすることを取り入れてみてください。

母としては変わらないと思っているかもしれませんが、夫(パパ)のいない母親という自分に変化しています。

その認識を忘れないでください。

頑張っている自分を認識し、寄り添いながら死別の辛さを楽にしていくことができるのは自分以外にありません。

客観的に自分を捉えて、気持ちに寄り添ってあげてください。

 

 

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