お盆から命日にかけて〜10年目死別シングルマザーの想い

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<この記事を書いた人>

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お盆疲れしていませんか?

我が家のように、自分が決めて自分の思うようにお盆やお彼岸、命日を過ごせるご家庭だけではないと思います。

土地の文化や親戚付き合いが絡むことで、余計な心の負荷がかかることがあるでしょう。

ただ、それも「自分の意思」はどうなのかをはっきりとさせて、関わる人に伝えることで自分を守れることもあると思います。

親戚で集まる場合、夫を亡くした自分の想いと、子供にとっては父親を亡くした想い、義両親にとっては子供(息子)を亡くし…義兄弟、実兄弟、それぞれの立ち位置で想いを共有化するのって、やっぱり難しい気がしています。

それならいっそのこと友達と夫のことを語り合った方がよっぽど楽しかったり、心晴れることもありますね。

だから、いくらしきたりや文化とはいえ、集まる必要があるのかどうか?一旦「自分」に立ち返って考えてもいいのではないでしょうか。

別々で別の場所から同じ故人を思い合いませんか?と言う提案もありだと思います。

何のためかのお盆なのか?気分を下げるためのお盆になるなら本末転倒。

夫も望んでいませんよね。

何を大切にする?しきたり?それとも、残されたあなたを大切にする?

その答えは明確です。

そこは生きているもの同士、本当に今生きている人たちのことを思うのであれば、自ずと答えは出るはずです。

相手は如何にも正論を言うかもしれませんが、もし、今年のお盆が大変だったと言う経験をしたなら、これからは無理しないでいきましょう。

私の場合:夏から秋にかけての想い

8月〜10月彼が亡くなった年の思い出

私は、夏から命日まで、毎年とても苦しかったです。

夫の生前、8月は彼の転職が決まり、やれやれ家族としての見通しもできて、やっと家族として色々とやっていこうと決意した季節。

9月は彼の仕事を支えることと、生まれたての次男のお世話、長男の幼稚園をどうするかを考えていた時期です。自分のことは何も覚えていません。

そして10月、彼は突然亡くなります。この間まで笑って過ごしていたのに。

暑い夏から季節が移りゆくこの季節はとても心揺さぶられる時期でした。

ただ、今年は本当に違っています。

夫を上にあげてもらったことをきっかけに、私は色々なことから開放されています。

お盆に何かしなければいけないという思いは一切ありません。

それに対して後ろめたさもありません。

先日は仏壇を取っ払ってしまい、それに対しての揺さぶられる気持ちも一切ないです。

自分はそのほうが心地いい、そのほうが自分らしいと言うすっきりとした気持ちだけがあります。

お彼岸に関して

お彼岸に関しては、時期を少しずらして(道が混んでいるので)彼のお墓参りをする予定です。彼を上にあげてもらってから、初めてのお墓参り。

自分かこの行為をどう感じるかが楽しみでもあります。

命日に関して

命日は毎年心揺さぶられていました。

ただ、先に挙げたように彼を上の世界にあげてもらったので、自分の中では何か違った感覚になるような気がしています。

まとめ

私は、死後の彼の世界のことをはっきりさせたことで、感覚が本当に楽になりました。

しきたり、文化も関係ない、そんな世界に彼はいます。

だから、私もそれに囚われることがなくなりました。

私は私、彼は彼、それが自分の中で落とし込めたら疑問も何も気にならなくなります。

そして、あなたは今年のお盆はどう感じたのか、どんなことが学べたのか、経験は必ず意味があるので、無駄にしないようにして、来年、より良い夏を過ごしてください。

 

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