保育園の時からのお付き合いがあるママさんがいます。
私はその人がいたから、他のママさんたちとも繋がっていられるのだと思います。
彼女はいつも自然に人と一緒にいて、きっと私であろうと、他の人たちであろうと変わらずその人のままでいるのでしょう。
飾ることもなく、いつも彼女は彼女であり続ける。
そこが彼女の最大の魅力です。
それって、簡単なようで難しいと思うのです。
この人には、こんな自分、あの人にはあんな自分といろいろな自分を使い分けていることもあります。
それはいいも悪いも一概には言えません。
でも、その人が自然でいるということは、自分も自然にリラックスできるのです。
その空気が伝染します。
私は、当時夫の死のことを話せずに、保育園行事に参加していました。
そういう精神状態ですので、すごく緊張をしていたのを覚えています。(なので周りにも緊張感を与えていたと思います。)
そんな時に、彼女は自然に私の懐にすっと入り込んで、私の気持ちを緩めてくれたのです。
あぁ、私も笑顔で、子供のことを話せているな、嬉しいな、とその時に感じていました。
そんな彼女だから、私は彼女に依存をすることもなく自然にいられたのです。
自分が自分であること、自分が死別のシングルマザーであることを意識せずいられることは本当にありがたかった。
彼女のような自然な人に近づけたらな、と思います。
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