5年間、自分の話をしてこなかった。

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<この記事を書いた人>

昨日仕事で北鎌倉、建長寺へ行って来ました。なんだかとても落ち着く空気感。

庭園が綺麗でした。秋空の下、色々な方の夢のプレゼンを聴くイベントに参加して、自分の体験こそ、価値があり、価値にしていく強さを学んだ一日。

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昨日は、初めて1日に2件、個別相談をさせていただきました。

死別シングルマザーの方とのお時間が、日々増えていくことが本当に喜びです。

Mさんはとても謙虚な方で、死別してからほとんどご自身のことを話すことなく、5年間ただ目の前のことに懸命やってきたそうです。

人に境遇を話して「重い」空気感を感じた人は、本当に多くいらっしゃるんじゃないでしょうか?

私もたくさんそう言う場に遭遇して、その都度理解してもらえない感覚が増えていき、辛かった時もあります。

今考えればね、そう言う経験をただしていない人なのね、と思うだけなんですが、そこまで行き着くまでにはそこそこ時間がかかります。

やっぱり、正直「重い」と思われること自体で自分は少なからず傷つくわけですから、自分を守るためにも「もう言わなくていいや」と心に蓋をしてしまいます。

話すことをしないから、そう言う経験をしている、もしくは似たような経験をしている人とも遭遇する確率が下がるんですよね。

だから、孤独に感じてしまうかもしれません。

でも、いるからね。

私と繋がってください。

私を介して、いろいろな死別の方と繋がるから。

5年間、ご自身のことを後回しにして、必死に頑張ってこられたMさん。

それが今、次のステージにまさに上がる喜ばしい時に私とお話しするタイミングが重なったんです。

でも、誰にも話してこなかったから、ステップアップすることが喜ばしいことではなく、不安に感じていました。

お話をすることで、どんなに一人で頑張ってこられたのか、その結果、今ステージが上がることがいかに自然で、これからどう生きるのか、少し一緒に未来を見られたようで、とても素敵な時間を過ごすことができました。

「今」を作り出しているのは、どう考えたって過去の自分なわけです。

それがいいか悪いか、それをご自身で決めることも大事だけれど、同時に客観的に見てもらうと案外すごいことをやってのけてきた自分を発見できたりします。

5年間よくよく頑張ってこられた。

旦那様の闘病も含めると、もっともっと頑張ってきたMさん。

これからは、ご自身のことと未来に視点を変えて、自分で人生を選ぶことを許可して欲しいなと思いました。

感想をいただきました。

今日はありがとうございました。

今まで、辛い気持ちをあまり言えずにいました。
同じ経験をしていない人には、分かってもらえないかな、重いし困らせるかな、という気持ちが先行していたからです。

今日は同じ死別シングルマザーの真弓さんに聞いていただいて、アドバイスしていただいて気持ちがずいぶん軽くなりました。
自分が1番でいい
自分に自信を持っていい
一人で頑張らなくていい
とても勇気づけられました。

次のステップに進むタイミングに来ている、という言葉で、不安な気持ちが前向きな気持ちに変わりました。
考え方や意識が変わると、周りの見え方も変わってくるということは新たな気づきでした。今までそれだけ視野が狭かったのでしょうね。

思いきって相談して良かったです。
今からでも遅くない!自分磨きします!
またオンラインお茶会にも参加してみたいです。

 

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