突然亡くなった夫へのけじめのつけ方

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<この記事を書いた人>

私の夫は外で亡くなりました。

義両親はその場所へ行きました。
9年目の今なお、私は夫が亡くなった場所へは行っていません。
これは看取った方とは相入れない想いでしょう。
当時の私は、いつか行かなきゃいけないだろうと思っていました。
それが何かのけじめだと思っていたから。
でも、今の私は心の中でけじめがついているので、そこに行くことは必要ないと思っています。
あの日あの時あの場所で(なんか聞き覚えのあるフレーズですね)彼が何を想っていたのか、それを辿るとまた答えの無い迷路に入ってしまいそう。
それは「今」の私には必要の無い事。
例えば子供たちが行きたいと言ったなら、わたしは一緒に行くだろうと思います。
でも、そこに行がなくても、私はとてもいい形で夫を成仏させたと思っていますし、何かあればお墓参りもしています。
それで、わたしの中で良しとなっているから、良し。
この間、私のように夫の亡くなった場所に行けていない、と気を揉んでいる方かいて、それに後ろめたさを感じているように見えました。
もしかしたら、私の投影なのかもしれません。
逆にこれだけに囚われていても動けなくなるなと、怖さも感じたんですね。
そうしなくてもけじめをつけることもできるし、前に進むこともできる。
私のように、そうしなければいけないと思いながらも、心が転換する事もあるんです。
その思いと同時進行で、その都度都度の心を確認してみたら良いのかなと。
柔軟にしなやかに、決めつけたりとらわれたりするとえてして、自分が苦しくなるから。
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コメント

  1. はな より:

    SECRET: 0
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    私も主人が亡くなった場所には一生行かないと思います。あそこは主人がいるべき場所ではないし、主人には似合わない場所。もうあそこには主人の魂はいないとなぜか確信できているので。まだ主人を許してはいませんが、あんなとこにはいてほしくない、いてはだめだという思いは亡くなった直後からずっとありました。

  2. あおいほし より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >はなさん
    あの場所には魂はいない、という感覚、私にもなんとなくわかります。
    本当にこれは感覚なので、言葉にし難いけれど、それってきっとわかる人には分かる事なんだろうと思うんですよね。
    だから、私ははなさんの言う通り、そこには旦那さんはいないんだろうと思います。
    それと、旦那さんを許していない、と。
    これにはその時がくれば解決するのかもしれません。
    その前に、許せないと思うはなさんのことを許す事が先です。
    はなさんは旦那さんのことを許さないといけないと思っているから、許していない、と書いたのかなと、感じました。
    でもいきなり一人でがんばらなきゃいけない状況です。
    許せないと思うのも当然。
    だから、許せなくて良いの。
    だから、まずはご自身を許して、甘やかしてください。
    いつもコメントありがとう!