本の力

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<この記事を書いた人>

当時の私は、人と会うのがとても辛かったし、このトンネルから出るために「答え」が欲しかった。

どうやったらこの苦しさから、辛さから抜け出せるんだろう。

いや、そんな抜け出せるわけないじゃないって結局諦めていました。

そんな時、兄から1冊の本をもらいました。

斎藤一人さんのお弟子さんの本(何かは忘れてしまいました)をもらいました。

今までの私は、小説や漫画などストーリーがあるものを読んでいいたのですが、夫の死をきっかけに私は、開運とか、幸せとか、生きるとかそういう類の本を読み始めるようになりました。

本って面白いもので、1冊読むとその中で他の本を紹介していたり、例えば私の場合は斎藤一人の本にたどり着いたり、その人の本を全て読んでみたりとかなり広がります。

私は、このころからもう夢中で本を読み漁りました。

いわゆる成功者の人の本を読み続けると、なんだか大体同じようなことを言っていたり、共通項が見つかるんですよね。

で、私には何が足りないかとか、どうすれば近づけるだろうかとかいろんなことを知ることができました。

私は親の価値観そのまま素直に育っていましたので(良くも悪くも)、こういう本にもっと早くに出逢っていたかったし、こういう人の価値観に触れたかったと悔やまれることも多かった。

でも、今この状況だったから、その言葉一つ一つが心に入ってきて、自分の一部になっているんだろうなと思いました。

そして、読む時間は夢中です。

だから、夢中になっていると、いつの間にか時間がどんどん過ぎていきます。

1冊読み終えるごとに、自分を見つめて、時間の薬もじわりじわりと効いてきて、少しだけトンネルの中を進めるのです。

そして、名著と呼ばれる本にたどり着きます。

いろいろな本の中でおすすめしている本ってあるんですよね。

そういう本はやっぱり素晴らしく、自分がなぜ今まだこの現実を生きているかわかるきっかけになったりもします。

つまりは、逆に考えれば「答え」なのです。

こうしないできたから、今この現実。

なので、今までしてこなかったことこそ「答え」なのです。

習慣を変えるって、ここまで生きてくるととても大変です。

でも、そういうことなんだなと思うと、少しずつでも習慣を変えることです。

私も、トライしてもどうしたって元の習慣に戻ってしまうことばかりです。

でも、新しく身につけられた習慣もあります。

本はそういうことをいろんな角度から教えてくれます。

読み漁っていても、ほとんど覚えていない内容も山のようにあります。

でも、それでも1冊の中で一言でも心に突き刺さるような言葉に出会えたら、本当にそれは価値があるのです。

私は、読書が習慣になりました。

よかった本はたまに紹介しています。

それが元気になるきっかけになったら私も嬉しいです。

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