死別カウンセラー万珠です。
当事者として、大切な方と死別した方へのカウンセリングをしております。
わたしの感じたこと、死別の辛さから解放される方法を発信しています。
後悔や失敗と思う事ってありますか?
後悔や失敗と思う事ってありますか?
私は山のようにあります。
ただ、カウンセリングを続けてきて、自分を見つめ続けるたびにその形は変わってきています。
強烈に苦しい後悔や、猛烈に恥ずかしい失敗も、今を良しとすればその強烈さや猛烈さは緩んでいくし、時間が過ぎればその明度もぼんやりするものです。
でも、日々「やっちまったな」と思うことは起こり続けます。
先日、それが全く自分の人生にないと言い切る方とご縁をいただきました。
その方はゴール=死ぬときのことを明確に決めていて、「そのための今」だから何も後悔が無いとおっしゃっていました。
決めているから、決断も1秒。
迷う事すらないそうです。
例え何が起こっても、ゴールが決まっていたら、迷わないという事。
極端な例で言うと、例えば、「私が年老いた時に夫と夫婦仲睦まじく生活をする」と設定したとします。
私は夫を亡くしました。
でも、ゴールが「私が年老いた時に夫と夫婦仲睦まじく生活をする」だとしたら、さっさと再婚するか、年老いた時に再婚をして夫婦で仲よくすればいいと、そういう事なのです。
すごく単純な例で、わかりやすいですよね。
だから、自分のゴールを「何歳まで生きる」とかではなく、「どうしたいのか?どんな人生を歩みたいのか?」と自分に問うことをしてみなさいと。
あなたは自分の人生の主役なのだから
それを聞いて本当にそうだなと思いました。
ただ、きっぱりと言い切る人は、本当に潔いし、そのゴールのためにどん欲に努力していました。
絶対に自分のゴールに繋げるという気概がすごいです。
「まぁなんとなくこんなでいいか」とか、相手の出方で、「ちょっと合わせた方が良いかも」はありません。
自分がどうしたいのか、どういう最期を迎えたいのかを明確に。
それが明確なら、確かに決断も早くなるし、失敗したとしても挽回するぞと、むしろエンジンがかかるのかもしれません。
そして、「今」がそのゴールに向かう過程だと自分で明確であれば、後悔している時間すらないのです。
もっとゴールを明確にする。
私は、この方とのお話で、更にゴールを明確にすると決めました。
そして、後悔はしたくないという思いが強烈に走って、自分の大切な人に、素直な気持ちをぶつけました。
相手がどう出るかは関係なく、ストレートに自分が伝えたい言葉を直球で伝えたら、伝わりました。
気持ちを伝えるのは多くの言葉はいらないし、それに対して後悔はしないなと感じました。
そうか~、後悔しないってこういう感覚かと久しぶりにストンと腹落ちした感覚が心地よかった。
夫と生涯添い遂げたかったとうゴール設定はもろくも崩れたし、諦めも付いているけれど、もっと自分個人のゴール設定を明確にするぞと思いました。
迷う時間や後悔する時間ももったいないですからね。
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