風穴を開けましょ

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<この記事を書いた人>

仕事でどうも苦手な人がいました。

わたしって完全にフランクなタイプの人間で、キチンとするって言うのか苦手。
馴れ馴れしいとでも言えるかもしれない。
会社の雰囲気はとても和気あいあい、社長にだって言いたいことを言える会社なんです。
うちはグループ会社の一部。
その人はグループの法務を担当していて、本当にきっちりしているんですよね。
いつもとても難い仕事を淡々とこなし、困ったことがあったら飛んできてはあっという間に、まるでロボットのよう解決して去って行く、そんな印象の人でした。
最近、契約書関係の仕事を任され、そのガチガチな文章だけでも苦手!
その上、その苦手な人に確認を取らなきゃいけなくて、その返答がものすごい勢いでさらには堅い文体(仕事ですからね)で、しかも文字がぎゅっと詰まったメールがきて、もう正しすぎて、その人からのメールがドキドキというか、ビクビクしてました。
何を言わんとしているのか、もう嫌悪感だけで入ってこない感じ。
上司に、このお仕事はわたしには荷が重すぎですと泣きを入れたら、すぐにフォローしてくれて、丁寧に教えてくれたんです。
あなたにとってこの仕事を投げ出すのはもったいない事よって。
その時に上司に
私彼にビクビクしてるんですよ〜。
って心のモヤモヤを吐き出したんですね。
別に彼は怒ってるわけではないよ?
ただ、粛々と仕事をこなしているだけよ
って笑ってました。
なんか軽くなった。
自分の中のネガティヴな想いをふっと出す事でスーッといろいろなことが入ってきたんですよね。
そしたらその日の午後、その人がやって来て、
契約書の事、大丈夫ですか?
困っているんじゃ無いかって心配しているんですよ。何か困っていたらお手伝いしますよ。
と。
わざわざ私のデスクまで来てくれたんです。
わたしは本当にびっくりしてしまって、でもなんだかとてもホッとしました。
やっぱり、心の不安って心の中にしまっていると、どんどん増幅してしまって、しかも重たくなっていく。
少し吐き出すことで、風船の空気が抜けるように軽くなって、問題が問題で無くなってしまった(笑)。
ある意味ロボットだと思っていた彼ですが、そのあと違う事で会った時に、ニコニコしていたんですよね。
あ、笑ってる。笑うんだ、この人!って(笑うわ、と突っ込まれそうですが)。
私がその人を決め付けて、そういう部分しか見てなかったんですね。
本当に人って(私って)思い込む生き物なんだなぁって思いました。
なんでも、心にせき止めるのはダメですね。
何事も軽やかに、何事も流れるように生きて行けたらいいですね。
言ってはいけない、とどこかでブレーキをかけている事、ありませんか?
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