仕事をしたことで夫の大変さがわかる〜仕事のこと5

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。

仕事をしたことで、夫への感謝が沸いた話。

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夫の大変さがわかる

私は、専業主婦の頃、夫に不満をぶつけることも少なくありませんでした。

私が白黒思考が強めで、物事を効率よくサクサクと進めたいタイプだったので、慎重派の彼はなかなか物事が決められずに吟味することなどは本当に理解が出来なくて私をイラつかせていました。

でも、専業主婦と乳飲児を支えながらも子育てには相当協力的でしたし、とても優しい彼でした。

仕事の愚痴もあまり言うこともなく、むしろてづく弁当を喜んでくれたりもして、今考えればできた夫でした。

そこに私は超甘えていました。

家族を支えるため働くのと、20代のように好き勝手に仕事を転々としていた私とはプレッシャーが全く違ったと思います。

それを家族に見せることなく、頑張ってくれていました。

働くことで、ぐっと我慢しなければいけないこともたくさんあるし、踏ん張らないといけなこともたくさんありました。

私は、働くことでその夫の苦労を知ることができました。

こんなふうに夫は仕事を頑張ってくれていたのかな?と、夫へ心の底から感謝できることができました。

夫婦共働きということをすることなく夫は逝ってしまいました。

私が、もっと仕事ということに関して理解があれば、夫の人生もまた違っていたかもしれないとすら思います。

ただ、ひとり親になり、仕事をしなければいけない状況になり、社会に出たことで、夫は居なくとも仕事をして家族を支えてくれた彼に心から感謝できた人生で良かったと思います。

知らずに、夫に不満ばかりを言っていたら、相当不細工な私だっただろうと思うからです。

ママ友時代の友達に、死別後5〜6年経った少し元気になった頃に再開してランチをしました。

みなさん専業主婦のまま変わらず、同じように旦那さんの文句を言っていました。

乳児の悩みが学校の悩みに変わったくらいで、同じ話をしていたことに私は愕然としました。

それがいいとか悪いとかは思いませんが、私は別の世界に来てしまったなと感じました。

私は、夫がいませんが夫に感謝が溢れているし、子供に関しても保育園や学校にかなりお世話になっているので不満もそれほどない(というか不満を考える余裕がない)。

彼女たちは、タワマンに住みつつも、夫の悪口を昼間ランチを食べながら話している。

それが当時子育て広場から、少しいいレストランに場所が変わっただけくらいの時間が止まった感覚を持ちました。

夫の「働く」ということを少しでも理解できて、私の人生は幸せかもしれないと思うことができました。

仕事を通じ気づけたことは私の人生でプラスだと思っています。

やってみないと分からないことの一つが、私の場合「仕事」だったということです。

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コメント

  1. ちゃちゃ より:

    最近同じような境遇になり、何か生きるヒントが欲しくて「死別 シングルマザー」と検索しました。
    同じように苦しんでいる方も多く、私まで引きずり込まれそうな気分になるのですが、前向きに過ごしている人はいないのか?と思い、こちらに辿り着き、記事を辿って読ませていただいています。
    私は0歳と2歳の男児を残して夫が自死しましたので、なんだか重なる部分があるなぁと勝手に親近感を抱いています笑
    いつかカウンセリングが必要になるかもしれませんし、お茶会にも参加してみたいと思っていますが、今は読者として記事を楽しみにさせていただきますね。