私の選択は彼の死が基盤になっている~仕事のこと6

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。

私の人生の選択の基準の一つは夫を亡くした経験が生きているという話。

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私の選択は彼の死が基盤になっている

働くこと、定期的に一定の収入がはいることで、私の心は安定しました。

安定したから、それが満足化というとそうではなく、私は圧倒的に子供との時間が少ないことに疑問を持ち始めます。

働くことは尊い。お金をいただくこともありがたい。

だけれど、小さな子供たちと過ごす時間が圧倒的に少ない。

小さくてこんなにかわいい子供たちと過ごす時間を削ってまでも私はフルタイムで働くことが正しいのだろうか?

そういう疑問が出ました。

 

自分の収入以外のお金もあったので、そういう悠長なことを考えることができました。

それはそれで夫に感謝することもできました。

 

自分は果たして子供たちとの時間を削ってでも、後悔しないのか?

それを自問自答して、そんな時に会社の時短制度を知ることになります。

会社の規定集をもらい、いつもなら流し読みするところを、その時はなぜかしっかり目を通しました。

そうしたら、入社1年目から時短制度を使えることを知りました。

女性活躍企業にんてい何とかマークとか、そういうのがゴロゴロ出てきた時代の流れもあったので、制度がより良いものに改正された時期も後押ししてくれたのだと思います。

 

私は入社1年を前にして、「これは絶対に取得する」と心に決めて早い段階で会社に申し出をしました。

私を採用した男性上司はかなり難色を示しましたが、最初はちょっとだけ変える時間を減らす程度で手を打ち、始まったらすぐに制度目一杯使い、時短での勤務に切り替えました。

私はこの選択に1ミリの後悔もありません。

 

それは死別シングルマザーメンターのNさんから「いつか思いっきり働けるようになる」と再三言われていたからです。

今は何を大事にするの?その自問をすることで、簡単に答えが出ました。

本当に、それを利用できる余裕があったから、と言えばそうです。

でもその分十分苦しんだよね?とか、夫を亡くしたからこそ、我慢ばかりでいいのだろうか?など、根本的な「生きる」を考えることができました。

夫は仕事で十分頑張った。でも死んでしまった。子供と遊ぶ時間も取らずに・・。

彼の死は私の生きていくうえでの考える指針になってくれているのは間違いありません。

だから、私は答えを出せるのだと思います。

大切な人が、若くして亡くなってしまった。このことを活かさないのは、私にとって彼に不誠実だというルールがあります。仕事を通してそれを学び、生かした経験ができました。

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