自分の時間

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<この記事を書いた人>

どうも私は、仕事を与えられるととにかく「早く」こなそうと躍起になる性質のようです。

新しい職場で与えられた仕事は、とても地道で時間のかかるもの。

誰も早くやるようにとか、いつまでにやるようにと言われてもいないのですが、とにかくそれをどうにか、効率よくサクサクといつまでやるかを自分に課して取り掛かりました。

となると、毎日があっという間。

かなり集中していて、お腹が空く感覚すら忘れるほど集中。

それが1週間ほど続いた時、急にドッと疲れが出て、これじゃいけないと我に返ったのです。

私はお昼休みにふらふらと外に出て、ただ美味しいコーヒーを求めて散歩をしました。

(職場の人に美味しいコーヒーを飲めるところは近くにはないよ、と教えてもらったにもかかわらず・・)

幸いその日の日差しは心地よく、すれ違う大学生が、隣のトトロを歌っていました。

「歩こう、歩こう、私は元気!」ってな具合です。

歌に乗せられて歩いたものの、もうこの先にはお店もなさそうだぞ、と引き返そうとした時、1件のお店が出てきました。

そこは多分、ご自身で買い付けたものを売っているのがメインで、その一角のカウンター席で軽食などがいただけるセレクトショップカフェ?みたいなお店でした。

私は、そこでコーヒーと抹茶のシフォンケーキを頼みました。

すごくホッとして、「自分の時間」という大切なものをそのお店で買ったような感覚になりました。

何を我慢していたんだろう、なぜ自分らしくいられなかったのだろう?

ただ静かにコーヒーを飲み、その苦さにぴったりと寄り添うように甘いケーキは充電するような、静かにパワーを与えてくれてのでした。

ここのところ、疲れていた私は、とても「ねばならない」にとらわれて、いろいろなことに自分を犠牲にしていたことに気がつきました。

忙しい状態です。

心を亡くしてしまっていたかのよう。

1日に30分でもいい。

自分だけに使う時間が必要だなと感じた午後のひとときでした。

 

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