死別以前の自分を取り戻したいと思っていませんか?

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1死別以前の自分が好きだった方

死別前の自分に戻りたいと思ったことはありますか?

夫の隣にいた私が何よりも好きだったと思う場合、その自分に戻りたいと思うでしょう。

夫が亡くなった後に、私は、夫の隣にいる私の笑顔が眩しずぎて、もう戻れないと確信しました。

つまり、「戻りたい」とすら思いませんでした。

その時点で完全に諦めたということです。

もし、夫がいた時の自分が大好きで、戻りたくて苦しんでいる場合は、今の自分や夫の死を受け入れられていない証拠です。

だからと言って、受け入れていないこと自体を否定すると、とても苦しいことなので、「今は」受け入れられていないのだ、と認識するだけで大丈夫です。

自分が好きだったのであれば、自分だったら大丈夫と、自分を信じてあげてください。

2死別以前の自分が苦手だった方

私はこちらに該当します。

いわゆる「自己肯定感低い」人間でした。

死別以前の自分は特に好きではなく、夫に守られ、愛されていた自分がやっと好きになれたのに夫を亡くしてしまいました。

こんな喪失感はありません。

ですがら、もっともっと自分を否定的に捉えてしまいます。

ですが、ここが人生の底辺だと思えば、もう上がるしかありません。

こんなチャンスはもう無いです。

自分をとことん愛する時が人生でやってきたと思って、まず「自分を大事にするってなんだろう?」というところから始めましょう。

取り組み方

2の場合は、リスタート。スタート時点に立ったと思ってください。

1の場合は、やや難しいです。

時には流れというものがあります。

そこには誰も逆らうことはできません。

「戻ろう」というのは、死別の悲しさを振り絞って逆走することですから、かなりのパワー奪われます。

流れるプールで逆走なんてできません。

ですから、「戻る」という執着を手放さなければいけないです。

執着の手放し方

死別で「失った」のはあなた自身ではありません

好きだったあなたは、あなたのままであり続けているということを忘れないでください。

ネガティブを「悪いことだ」と断定しないことです。

物事にはかならう、裏と表があります。

死別をするとネガティブ一色になります。

それはいっときのことで、時間と共にゆるくなっていきます。

その時がチャンスです。ゆっくり、死別体験での、あなたの学んだことを考え見つけてください。

時には休む事

取り戻そう、取り戻そうとパワー全開になっていませんか?

そうなると、疲労はますばかりです。

まずは肉体的に休む時間を取りましょう。

頭を空っぽに、深呼吸をすることから始めてみましょう。

今の自分を否定しない

何があろうとも、自分が自分を否定しない事です。

死別の辛さは、本当に言葉では言い難いほど苦しいものです。

ですから今まで通りにいかないのは当然です。

そこは自分が仕方ないよね、といい意味での諦め、自分に声をかけてください。

こんな自分だったな!と思う瞬間がきます

争わず、自分に寄り添い続ければ、私ってこんな人間だったかもと思い出すような瞬間があります。

でも、そこで気がつくのは「こんな人間」プラス「死別の辛さを経験した人間」が、今のあなただという事です。

ですから、マイナスだったと思っていたことが、プラスされていると言うことです。

そして、しみじみあの絶望の中、よく生きてきたなと味わってください。

そうすれば、今までの自分では見えなかった世界が広がっていることに気がつくはずです。

 

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