「ミステリと言う勿れ」第1話を死別シングルが観た感想

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

(今日は独り言記事です。)
菅田将暉さん、演技がお上手で存在感ありますね。
今期ドラマ「ミステリと言う勿れ」が始まり、先日1話が終わりました。
早速泣いてしまったでので、覚書。
早遠藤憲一さんは奥さんと息子を交通事故で亡くした男やもめ刑事役。
この奥様を亡くされた刑事に自分を重ねて泣きました。
菅田将暉さん演じる整(ととのう)に罪を着せて、自分の妻子を車で引き殺したであろう男を復讐して殺してしまいます。
(ややこしいので、わからない方、どうぞ見逃し配信をご覧ください・笑)
その犯人は結局別人物。
無実の人を殺してしまっていたと言うわけで、すごくそこも切なかったです。
ただ、ただですね、今回は主人公が
復讐するんではなくてその前にやるべきことがあったんじゃないか
と「正論」を語るのです。
遠藤刑事も(遠藤じゃないけど)「お前に何が分かる」と食ってかかる。
主人公は父親になったこともないが、子供だったときがある、と子供視点で妻子を亡くした人を諭す。
でも、私は遠藤さん側で感情移入。
そんな正論わかっているよ!と突っ込んでいました。
言い方が悪いけど、かなりその正論がウザかったですね。
本当にお前に何がわかる!と言う気持ちでいっぱいになっていました。
遠藤さんが妻子のいない暗い部屋に帰るシーンがあります。
そんな毎日、毎日繰り返していたら?
本当に人を恨む前に何かやれることをやっているだけで、復讐する気持ちは綺麗さっぱりなくなるものでしょうか?
殺すまでには至らなかったかもしれませんが、その犯人を恨む気持ちを、自分の最愛の妻子を喪った気持ちを、美しくすることができたのだろうか?
どこにもぶつけられない気持ち、自分の未来、子供の未来、パートナーを奪われた気持ち…奪った人がはっきりとしている場合、それを全て綺麗にできることができるのだろうか?
なんだか、すごく美しい正論って本当にきついな〜って思いました。
「そうは言っても」の気持ちが拭えなかったですね。
きっと死別を経験していない人は、菅田将暉さんの正論にそうだそうだと思うかもしれません。
でも、私は正論こそ厳しいと思いました。
残酷なまでの「今までいた人がいない生活」。
あのシーンだけでも泣けます。
何もかも、虚しく、何もかも無意味なような、そんな毎日を過ごしたことがある私は、きっと一生あのドラマ一話目の菅田さんの方に共感はできないですね。
遠藤さん、本当に素晴らしい演技でした。
パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント