旅行に行こう!

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<この記事を書いた人>

父がやりたい数少ない事。

そのひとつが家族と箱根に行くと言う事でした。
主治医の話だと、お正月は大丈夫かな〜と話していたので、それを考えると余命1年と言う話は、「よくて」1年と言う意味なんだと思う察しがつきます。
やれることはスピード大事。やり残したはお互い少ない方がいい。
私は夫の教訓を生かして、11月という提案。
流石にそれは家族のスケジュールもあるので、急すぎて無理となったのですが、12月中旬ということで母から打診があり、決行する事になりました。
ひと月半後の父の様子はわたしには想像できませんが、それが最期の時にできたのならきっと私たち家族は
あの時行ってよかったね、
と言う話を必ずするだろうと思います。
それってすごく良い事です。
あれをしてあげたらよかったねなんていうよりずっと良い。
私たちは限りのあるこの時間を、自分スケジュールとうまく調整いながら、出来る限りの事をやってます。
すごい大層な事をしてる訳では全くないんですけどね。
ただ、先が何となく見えてしまっていると言うことで、私達にエンジンがかかります。
そう思うと、私達はいつも健康でずっとこのまま生きていくように勘違いして生きているように思います。
私たちは誰でもいつかはこの世を去るのは間違いない。
だから、生き急げとは言わないけど、好きなものを体から必要な分だけ味わって食べて、行きたいところにはなんとか都合をつけて行って、本当に欲しいものだけを手に入れて過ごす。
そんなことを真剣にやる事で、毎日が本当に少しずつやり残しを減らしていけるんでしょうね。
父との旅行、すぐに予約を入れました。
いける事を願って。
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コメント

  1. reychay より:

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    はじめまして。いつも読ませていただいています。お父様との旅行で思い出をたくさん作ってくださいね。
    私の夫も食道癌で余命3ヶ月もたないといわれた中飛行機で旅行に行きました。自力では歩けなかったし、食事もほとんどできない状態で連れて行くのは怖かったのですが、主治医の先生が背中を押してくれました。
    その3週間後に亡くなりましたが、本人も旅行中はとても楽しそうで、来てよかったと言っていました。家族も最後にいい思い出ができて本当に良かったと思っています。
    ご主人を亡くされ、お父様も、と思うと、とてもお辛いだろうと思いますが、ご旅行でいい思い出ができますように願っています。

  2. あおいほし より:

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    >reychayさん
    コメントありがとうございます!
    旦那様の闘病生活を支えられたんですね。
    大変だったと思います。今はお気持ち大丈夫ですか?
    余命宣告された中、ご旅行に行かれ、良かったとたというコメントを拝見して、やっぱり決行という選択を早目にして良かったと思います。勇気をいただきました。ありがとうございます!
    本当にその日、父がどんな状態なのか想像がつきませんが、良い思い出ができたら良いなと思います。
    夫を亡くしました。
    父も長くないと思います。でもそれが人生で、生まれた時から死に向かっていると、だから今どう生きるかを身をもって経験できていると前向きに考えるようにしています。結局自分の身に起きないと他人事で過ぎ去ってしまいますから。
    コメント嬉しかったです。ありがとうございました。