経験した人しか分からない

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<この記事を書いた人>

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結局これに尽きる

経験って大事ですというお話し。
もちろん、若くして死別なんてしないで済むもんなら、したくなかったですよ。
本当に辛いし、本当に苦しいし、本当にしんどかったです。
でも、この経験をしたからこそ、わかることだってある。
この経験をただただ、悲しくて、苦しい経験に終わらせたくない。
私は、それが生きていくモチベーションにすらなっているのかもしれません。
いくら机の上で勉強しても、いくらおじいちゃん、おばあちゃんを亡くそうとも、それとはやっぱり少し違っています。
だから、勉強して何か知識を身につけた人はそれはそれ。
大切な「ご先祖さま」を亡くして人はそれはそれで、尊敬するし、その人の価値ある経験なんだと思っています。
だから、それを否定するわけでもなく、馬鹿にするわけでもないです。
でも、やっぱりそうだよな!とか、わかるな!と思えるのは、同じような経験をした人かなと。
なんていうか、話が早い(笑)。
理解しあえるのが早いなと思います。
全く同じ経験なんてないですけれど、分かり合える感覚が持てると思います。

死別は人生の経験の中の「一つ」

私にとっては夫との死別が、「一つの経験」として思えるけど、やっぱり経験していない人には「重い」と捉える人が多いのかもしれません。
本当は重いも軽いもないんだけどね。
その人の死生観が現れるんでしょうね。
だからって同じ経験をしている人だけと繋がっているというのも、違いますよね。
たくさんの人と出会って、たくさんの生き方を知ること、教えていただくことで、自分の大切にしたいことが見えてくるから。
だから、怖がることもないし、ひどく傷つくこともありません。
あなたの考えはそうなんですね、でいいのです。
それに共鳴するものを感じれば、一緒にいて、たくさん吸収すればいいですね。
なんだか違和感を持つようなら、離れれば良い。
そう思えば、自分が色々な経験を重ねていくことへのハードルも少し下がりませんか?
そして、今もし、今まさに泣いてばかりいたとしても、それはあなたの大切な経験の一つです。
何一つ無駄なものはないからね。
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コメント

  1. SECRET: 0
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    夫との死別を、まだ「一つの経験」とはとらえられず、重くのしかかり押し潰されそうにもなる私ですが、いつかそんなふうにとらえられるようになるのかなと、、、。
    「何一つ無駄なものはない」も、よく耳にしてきた言葉なのに、今こちらで目にしてとっっても響きます。励まされます。ありがとうございます。
    うずくまることもあるけれど、前を向いて生きていこうとおもいます。

  2. 田中 真弓 より:

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    >ままるあきこさん
    コメントありがとうございます。
    旦那様の経験の後にも、素敵な経験もあったと思います。
    逆ももちろんありますよね。
    だからこそ、良さを「良い」と認識できるし、悪いと認識して前を向こうと思えると思うのかなと。
    それを繰り返し、少しでも数を重ね、時間をかけることで経験が変化するのかなと思います。
    私も、コメントいただくと励まされますよ~!