死ぬことは怖いのか

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<この記事を書いた人>

父、明日入院です。

今日母から父の様子を聞きました。

もう、吐くのが怖いので固形物は食べていないようです。

子供達の前で父のことを話をしていたら、長男が急に

「じぃじ、死んじゃうの?」

と。

「死んじゃうの?怖い!」

というのです。

 

こういう話になると、私はついつい熱くなってしまって、

死ぬことって怖いことなのか?どうなんだろう?

本当に怖いと思う?みんないつかは死んでしまうんだよ?

怖い怖いって言ったらパパが報われない。パパが死んでしまって教えてくれたことあるよね?

とスイッチが入ってしまって、「生きる論」を始めてしまいました。

これは、もう長男にとって耳にタコなので、

「あ、うん、よくわからないや」

という感じで話は収束。

 

でも、本当に思うんですよね。

夫が亡くなって、命って儚いなって。

何のために生きているんだろう?何のために人生ってあるんだろう?

何度もなんども考えました。これという答えはないけれど、でも人生って楽しんだり、感動したり、そういう心が、いい意味だけじゃなくネガティブな意味でも動く事を経験するためにあるんだろうなと思うんですよね。

辛いことだって、いいことにつながっている。悪いことだって、いいことに転じることもある。だから、何にせよたくさんいろんなことを経験してそれはがいいとか、悪いとかジャッジしないこと。それでいいんじゃないかなって思います。

で、生真面目もつまらないですが、自分の人生に不誠実っていうもの、つまらないと思うんですよね。

遊びも仕事も全力でやってる人って素敵だなと思うんですが、そんな感じで取り組むと心も答えてくれるんだと思うんです。

私は、「今」ちょっと調子がいいから、こんなことを偉そうに言えますが、数ヶ月前はとてもじゃないけどそんな状態ではなかった。だからこそ、それもただの「経験」だったし、いいことにつながっていたんだと思えます。

夫の死によって、毎日真剣勝負です。

だから、心が動きまくり。

死ぬことが怖いことと決めなくていいと思おう。

みんないつかはやってくること。

だからどう生きるか、何をどう経験するのか、そういうことを前向きに考えたほうが楽しいと思うんですよね。

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