自分と向き合うタイミング
私は、夫との死別の直後、就職活動がうまくいかず、引きこもりになりました。
引きこもりを終え、資格を目指したり、就職をしたり、とにかく突っ走っていました。
就職して少し落ち着いた頃にカウンセリングと出会い、そこでやっと自分や夫と向き合えたように思います。
もし、向き合わずに今まで来たけれど、なんだか最近考えてしまう、なんだか夫の死や自分のことを考える時間ができたという人は、やっぱりそこはタイミングなのかもしれません。
何か、他のことをやっていると向き合わなくて済むのである意味楽なの。
考えたくないことから目を背けることは楽ですから。
以前にも書きましたが、私は引きこもり生活中はジグソーパズルにハマっていました。
無心でパズルを作っていました。
あの時の何も考えないが私を救ってくれていたなぁ。
あと泣いてばかりいたから、それこそすごく疲れました。
生活に追われ始めたら
逆に日々の生活に追われ始めると、体は疲れます。
それはそれはぐっすり眠れたりもしますしね。
その繰り返しが板についてくると、ふと悲しくなったり、私の人生なんの意味があるんだろう?と立ち止まるような想いに駆られる時があるかもしれませんね。
それこそ、そこがタイミングなのかもしれません。
私は、夫の死をそう簡単に受け入れるなんてできなかった。
子供は小さいし、仕事はないし、訳が分からなかった。
だから、やってみればと言われたことをチャレンジしまくって、「その場しのぎ」をしていたのかもしれません。
言い方がきつく聞こえたらごめんなさい。
でも、これは私が過去の私にそう思うのです。
それくらい、日々の生活での他の不安が大きかったですね。
でも、仕事を初めて少し生活の不安が解消され、保育園に入れて、目先の生活のリズムが出てくる。
そうやって、自分の余白を少しずつ自分の力で作っていき、視界が目の前のことだけでなく、少し開けた時、夫を考えるスペースができはじました。
なんとなく、自分で子供たち二人と「生きていく」という最低ラインが整ったな、くらいの感覚ですね。
その場をなんとなく他のことで目を逸らしてきたけど、引き寄せるように私はカウンセリングの勉強に進みました。
自分らしさを大切に
それですぐどうにかなるわけではなかったですよ。
一発で何か開眼するなんて、私はないと思っているから。
でも、自分の準備ができた時、夫が亡くなったという事実を受け入れれば、受け入れたあなたの人生が始まります。
それには答えがないし、自分オリジナルのものだから、自分に合った素敵な未亡人になりましょう。
自分オリジナル、自分オーダーメイドの自分です。
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