小雨の休日。素敵な大人時間を過ごしました。
夫に守られていた私
かつての私は人と会うことがとても億劫でした。
私は人見知りが激しく、逆に夫は社交的な人でした。
真逆の二人だから、仲良くなれた、というのもありますが、彼のおかげで学生時代の友人にも恵まれたように思います。
夫と結婚した私は、昭和の女性(?)のように夫を立てて、三歩後ろを歩いていればいい(言葉が悪いですね・汗)と思っていました。
家庭の中が私の社会。
それで十分満足と思っていたのです。
でも、夫が亡くなり、そうも言っていられなくなり、私は社会に出てくことになります。
もともと内気で消極的。
だから、何でもかんでも自分で物事を進めることに、とても苦痛を感じていました。
初めましてだらけの人生は予測が立てられず、疲労困憊の日々。
それだけ、私は親に守られ、夫に守られてきたんだろうと思います。
真逆になった理由
そんな根暗(笑)な私ですが、今は人と会うこと、お話を伺うことがとても好きです。
生きているうちい出会える人はどれくらいだろう?
そのうちに理解し合える人は果たしてどれくらいいるのだろう?
夫はそのうちの1人だったけれど、私が生きている限り、出会いを求めれば出会う。
理解し合おうと思って、相手にもそう思ってもらえたら、もしかしたら夫以上の人に出会えるだろうと思ったのです。
もちろん男女問わずですよ。
そうしたら、悩んでいる時間がもったいないと思えるようになりました。
肌感覚で合う合わないっていうのもあるし、第一印象とは全く変わることもある。
良くも悪くも人間って面白いと思えます。
それは、死別をしたことが自分の中心にあり、それをひとつづつ乗り越えてきた自負が少なからずあるからです。
誰に何かを言われようと、それはそれ、これはこれと切り分けられます。
何かイラッとすることがあれば、縁がないと離れれば良いし、縁があれば自然と繋がるようになるようになる。
イラっとする人のことをいつまでも思っているより、とても尊敬する人に出会って、その人と時間を過ごした方が良いと思えます。
それは全て自分で決められます。
あんなに普段に思っていた事が、今は利点だと捉える事が出来る様になりました。
限りある人生の中で、より豊かな「時間」を過ごすことが、今の私にとって何よりも素晴らしい事。
それが自分の采配でいかようにもなるのです。
人生楽しんだもの勝ち!
↓クリックして応援よろしくお願いします。
![にほんブログ村 家族ブログ 死別へ](https://b.blogmura.com/family/shibetsu/88_31.gif)
コメント