死別後7年経ってから、死別経験とご自身に向き合ったAさんのご感想

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

私のクライアントさんは、死別歴が私より浅い方が断然多いです。

死別後1年〜3年くらいのクライアントさんが多いです。

でも、向き合うタイミングは、本当に人それぞれなんですよね。

 

今回感想をくださったAさんは、私と死別歴が同じくらいの方。

カウンセリングにお申し込みいただいたのは、死別後7年ほど経った頃です。

死別の気持ちが癒えたと思っていても、案外後から来る場合もある。

そこで、向き合って、その一山越えたら本当に楽になります。

死別云々というより、生きること自体が楽になるのです。

 

私がとても辛かった時、彼女も同じ日本のどこかで、同じような気持ちで過ごしていたのかなと思うと、私自身気持ちを共有できて嬉しかったことを覚えています。

彼女が自分と向き合う時間をサポートし、一緒に過ごすことができた、そのご縁に本当に感謝です。

 

スポンサーリンク

感想

今年、死別し11年が経過しました。

死別当時、2人の子ども達は中学生と小学生で私は39歳でした。

まさか、自分が若くしてひとりに、ひとり親として子ども達を育てていくなんて、死別当初は現実を受け入れられず、死別後一年は毎晩子どもが寝静まったあと布団の中で泣いていました。

2年、3年と経っても夜になると、ふとした事で涙が溢れ、外でご夫婦を見ると絶望感を覚え、気持ちを共感出来る同じ境遇の人と繋がりたくて毎晩ネットで同じような境遇の方のブログや情報を探していました。

でも死別をされた方、さらには同年代の方と繋がる事が出来ず、周りから可哀想な人と哀れみの目で見られたくないと、外では弱音を吐かず気丈な自分を作りあげ日々過ごしていました。実際はひとり親として子どもの将来や、これからひとりで生きていくことへの不安で押し潰さそうで気持ちはボロボロ、でも子ども達をなんとしてでも育て上げると気負い、自分の気持ちを保ってきたように思います。

そんな中、若くしてご主人と死別され、お子さんを待ち母親でもある万珠(マジュ)さんの存在を死別シングルマザーランチ会をされている記事で知り、なんて生き生きと堂々と自分の人生を生きている方なんだろうと思いました。

でも、そのように至るまでは、とても苦しい日々を過ごされていた事を、ブログ記事を読み進めていくうちに知りとても共感を覚えました。

また、当事者としてカウンセリングを行っていると知り、やっと同じ境遇の方と出会えた!気持ちを聞いてもらいたい!お会いしたい!という気持ちでカウンセリングを申し込みました。

当時、私は死別後7年程経っていましたが、カウンセリング中は、7年間気持ちに蓋をし友人にも悟られたくない心の内を素直に話す事が出来、過去の思い出すことも辛い出来事を一心不乱に話す事ができました。

「すごく頑張ってきたね」と言ってもらえた時は、同じ経験をした同士だからこそわかり合える空気感の中、素直に今まで孤独の中ひとりでやってきた自分を認め、過去の自分を本当に頑張ってきたよね、と思えるようになりました。

また、死別したって自分の人生を堂々と生きていいんだ、この経験を自分の人生の強みに変えたい、と強く感じました。

カウンセリングを受け、私は誰のためでもない自分の人生を受け入れ、遠慮ぜず前向きに生きていきたいと思えるようになりました。

そんな気づきを教えてもらえました!

カウンセリングを受ける事によって、同じ経験をした共通の想いが必ずあり、今日よりずっと心が軽くなれると思います。


今、とても幸せそうなAさんからのご感想でした。

いつも素敵な笑顔をありがとう!

パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント