![](https://atelier-aoihosi.com/wp-content/uploads/2020/07/woman-1006100_1280-300x169.jpg)
でも、それでいいんです。
だって何事も、自分の気持ちも、その時々の気持ちが乗っかって思い出す彼との過ごした時間は、その都度違うんだら。
でも、周りは、「早く元気になってほしい」と思っています。
自分の時間軸で話をしてきます。
それは、自分を含め当然と言えば当然なんですよ。
何か、自分が取り残されたような、もがいてももがいても、足が前に進まないような気持ちになります。
時はゴウゴウと過ぎていきます(ドラえもんより・笑)。
時間はみんなに平等に与えられたものだとわかっていても、私たちの心は、そこに置いてけぼりになってしまって、時計が壊れてしまうのです。
だから、みんなは日々夫の死が過去のものになっていくのに、私だけずっと「今」の感覚が拭えない。
何度も言いますが、それは旦那様が掛け替えのない存在の証。
そして、私たちは超スローな歩く歩道やベルトコンベアーに乗せられています。
だから、みんなと同じ時の感覚は持てなくても、少しずつ前に進んでいることは忘れないで。
でも、周りは「元気」とか「落ちつおいた」という事実を確認して、「自分」を安心させようとします。
私だって本当は泣きたくても、職場では笑顔を求められたら笑っていましたし、友達の前でずっとずっと泣き通し、なんてしたくない。
だから、普通に話したり笑ったり。
大人ですからね、大人対応をします。
そうでなければ、私のように引きこもって外の世界をシャットアウトして、声もかけられない状況を作りますよ。
元気そうでよかった、落ち着いた、等の言葉は、発した方からすれば、色々気を使って前向きに捉えた発言なんだろうと思います。
でも、心の中は昨日の「私には無理」という状況と似ていて、「そうせざるを得ないから、そうしているだけ」な場合もあります。
取り残されたような、そんな気持ちになって、孤独に感じた方もいるでしょう。
労ってくれていると痛いほどわかるから、そこに到達していない自分を不甲斐ないような気持ちになって落ち込んだ方もあるかもしれません。
でも、やっぱり、こうして経験を出し合えば、あなただけが感じたことではないということがわかりますね。
一人で十分頑張りました。
でも一人じゃありません。
アンケート結果(順不同)
・葬儀で大変だったねと言われたこと。
・一ヶ月後にもう落ち着いたと言われたこと。
・元気そうで良かった(元気じゃないよ)(死別1年未満の話です。)
・2カ月後に「元気?」というLINE
・できることがあったら言ってね、というメール。メールだけ。言葉をかけてもらえるのは有難いけど、距離を感じて悲しかった。
・大変だったね、という言葉。確かに亡くなった時、お葬式、手続き、大変でした。
でもその後も毎日ずーっと1人で子どものこと、今も大変です。まだ一度も過去に大変だったという風には思えてません。
・落ち着いた?
・頑張ってね
・あなたは強いね
・思ったより元気そう(仕事復帰初日、他部署主任)
・それだけ話せたら、大丈夫だわ(忌引復帰の挨拶をしたときの看護副部長)
・「元気?」「思ったより元気そうで安心した」
元気というワードが出てくると元気なわけないのに…と思ってしまう。
・思ったより元気そう
・もう落ち着いた❓とかもう元気になった❓(周りの人達からしたら半年くらい経つと過去のことになるんですね)
以上
![にほんブログ村 家族ブログ 死別へ](https://b.blogmura.com/family/shibetsu/88_31.gif)
コメント
SECRET: 0
PASS:
真弓さん、こんにちは。
『落ち着いたら…』って落ち着く日なんてないですよね。
自分自身もうっかり使ってしまう言葉なんですけど。
気の知れた人には『元気なわけない』って言っちゃいますけど、傷ついたら傷ついたってはっきりと言えるくらい図太くならないとダメですね。
SECRET: 0
PASS:
>Peleさん
こんばんは!
「落ち着く」ってなんでしょうね。
その言葉もよくよく考えたら曖昧な言葉ですよね。
そうそう、自分もよく使います(笑)。
自分の心と言葉が一致すれば、きっと心が通わない人は離れていきます。
言葉を選びながら、ご自身の思っていることを伝えると、きっと慣れてくれば楽になっていきます。
でも、図太くならないと「ダメ」な訳でないですよ。
何事も、無理は禁物です。
いつもコメントありがとうございます。