個別相談をした方から、近況報告をいただきました。
当時の彼女は、旦那様の49日前。
49日と休職期間を終えられて、9月から時短という形態で社会復帰したことを報告してくださいました。
一部抜粋します。
まだまだたくさんの人とコミュニケーションをしながら仕事を進めていくことはしんどく、そういう日々が続くとどっと疲れて落ち込むことも多いので今はこれでいいんだと思っています。
そして、今はみんなに支えてもらってありがとうとそれを素直に受け取ることだけで
十分なんだと、その中で最善を尽くそうと思えるようになってきました。
素敵な言葉が散りばめられていますね。
今はこれで良い、今はそれで十分、その中で最善を尽くす。
この考え方で良いんですよね。
まだ、旦那様を亡くされて間もない時に、今までの自分と比較することなく「今」十分、「今」の最善。
これが頑張らない生き方です。
というか、十分頑張っているんですよ。ややこしいですね・笑。
もし比べるとするなら、旦那様が生きていた頃ではなく、旦那様を亡くしたばかりの自分です。
彼女は、私とお話した時は、どうにか旦那様が生きていた頃、バリバリとお仕事をやってきた自分を取り戻そうと、それができない自分に戸惑っているようにすら感じました。
その感覚って、ご自身の体の中に染み付いているから、少ししたら、もう少しで…!!と、自分が戻ってくるような期待をするわけです。
でも、大事な人の死は、そういう今まで築いてきたものを、大きく変えてしまうのです。
だから、そこに戻るんだと流れに逆らうのではなく、今までの自分を手放して、新たな自分を築き直せば良いんですよ。
その時その時のベストを尽くす。
疲れたら彼女のように「今はこれで良い」と認めしまう。
私なんて、あーーもうダメだ、もう今日は十分でしょ!ってキッパリ手放して寝てしまう、なんてざらですから(笑)。
そしたら、ある意味生まれ変わった私との付き合い方ができてきます。
それもその時々の自分とです。
今日できたことが明日もっとできる時もあるし、逆に全然うまくいかない時もある。
でも、それが今の自分のベストなんですよ。
それで良いじゃないですか。
原点が夫を亡くした時の自分だから、その時に比べたら、もうなんてできることに溢れているんでしょう!
そこに毎回感動します(単純なので)。
人付き合いに疲れたり、どっと疲れる、と言う事も自分をきちんと守る感覚が構築されたと言う事ですよ。
どっと疲れた時、落ち込む時は自分を大事にして〜!!と自分が叫んでいると思えば良いじゃないですか。
休み休み
その都度自分を見つめながら、自分の求めている生き方に進めているか?無理して人に合わせた生き方をしていなか、そこを確認する時間を取るために疲れた自分が出てきた、くらいに思えば良いです。
落ち込んでるくらいなら、何にも考えないで頭空っぽにした方が良い時だっていっぱいあります。
彼女は最後に、いつか私のランチ会に参加したいと書いてくださいました。
私は、いつか会えるんだと言う確信を持ちワクワクしました。
ひと月もしないで、この感覚を持てる彼女は素晴らしく、そしてこのように報告をしてくださることにとてもとても感動したのでした。
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