親を亡くした子供たちと、その子を育てる私たち。

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<この記事を書いた人>

次男の課題のため、お散歩へ。ツツジの観察をしてきました。知らない発見が多くて、私が勉強になりました。

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父を受け入れられなかった

私のブログでご縁が繋がったHさんから、ハートネットTVをお勧めしていただいたので、シェアしますね。(おそらく見逃し配信しているはずです。)

“故人と遺族が今を共に生きる姿”を描いてくれる未来絵の作家さんと、それを依頼したそれぞれのご家族のお話。

もし、この未来絵というもので、癒されそうと思えたなら、依頼してみたらいいと思います。

そこで登場するあるご家族。

うつ病で働けなくなった父。

それを支えるために必死で働く母。

そんな両親の姿をずっと見て育った息子さん。

父親をずっと受け入れられなかった。

そして、父親は自死という選択をする。

息子さんの「父を受け入れられなかった」という言葉と、「生きているうちに理解したかった」という言葉。

相反する気持ちが混在して、どちらもお父さんが生きている間にやり遂げる事はできなかった。

そんな彼の姿を見て、私は泣きました。

親のことを理解したい

生きているうちに「本当は理解したかった」んだと。

子供は親のことをよく見ているし、親の役に立とうと一生懸命ですよね。

彼は成長する過程で、理想とする家族と、かけ離れた自分の現実。

そのギャップに苦しんでいたのかもしれません。

でも、これから社会に出るという息子さんが、色々な人と関わる中で、少しずつ自分の心と折り合いをつけながら、いつか「父親への理解」のかけらでもいいから見つけられたらいいなと思いました。

私の夫は、子供達が赤ちゃんの時に亡くなっています。

だから、息子たちには父親像というものがほぼないです。

もし父親になった時に、多分手探りで模索して、もしかしたら苦労するかもしれません。

親と死別は子供達にとっても大きな出来事です。

他界した子供の年齢によっても、その子の性格によっても、その死の受け入れ方や、受け取り方は千差万別。

でもね、この番組を通して、共通して「親を理解したい」という思いが、子供達の心の根底にあるのだと思いました。

自分のルーツでもありますし。

そこに希望を持って、子供たちと生きていこうと思いました。

 

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