スクールカウンセリングを受けています。
子供のことを話しておくと、担任の先生だけではなく、違う視点で子供のことを見てくれる人が増えるという利点があります。
そもそも、私自身カウンセリングにはすごい効果があると信じているから。
うちの子供たちは、決して勉強ができるわけではありません。
特に次男は発達障害なので、なかなかテストで結果を出せずに、自己肯定感が下がりつつある。
でもね、仕事をしていて思うのですが、そもそも私だって漢字を書けと言われてもなかなか書けないし、計算も簡単な計算でさえ、機械頼り。
でも支障がない。
世の中の仕事って、私たちが子供の頃に描いていた仕事とは違っている。
子供たちが大人になる頃には、もっともっと変わってしまうんだろうなと思うんですよね。
私の想像をはるかに超えた未来が待っているような気がします。
ワクワクしますね。
でも、やっぱり私たちは人間ですから、助けあったり、できないところを補い合いながら社会で生きていくことになる、そこは変わらないのかなと。
私は何もできないけど、今なんとか生活しています。
それはなぜかというと、できない自分を認められているから。
できないと思うことでは一旦は頑張ってみるけど、本当にダメならダメですと発信して、相談するようにしています。
助けてくださいと素直に言えます。
そうしたら、必ず助けてくれる人が出てきたり、何かヒントが見つかったりするんです。
だから私は、子供たちに漢字のハネがきちんとできているとか、線が一本足りないとか、そういうことはどうでもよいと思っています。
それよりも困った時にどう対処するかとか、人との関わり合いとか、笑顔でいると周りの人がホッとするとか、自分を認めることとか・・・そういうことを身につけて欲しいと思っています。
だから、友達とトラブルがあったら、今でよかったなと思う。
長男は長期戦でいじめにあって、その当時は私も初めてのことだったので、とても悩みました。
でも、私と担任の先生と、スクールカウンセリングの先生と、まだまだ他にたくさんの人に頼って、そして何より本人が試行錯誤して実行して解決できました。
その長男は
今悩みないし、もし悩んだら、お母さんか、先生か相談するから
と穏やかな表情で言っていました。
彼は、悩みは1人で抱えない方が良いと小学校5年生で経験から学んでいるのです。
次男も今友達とのことで悩みを抱えている。
まだ解決までには至っていないけど、
悩んだらママに相談すればいいと思う
と言っていたんです。
私は子供たちには、学校でただ先生の言うことだけをいい子に聞いて、何もトラブルなく勉強だけができる子になって欲しいとは思っていません。
まぁ勉強はできた方が安心ですけどね。
それよりも何か困った時に、解決する力、それも1人で抱え込まずに解決する方法を身につけて欲しいと思っています。
それは、私が死別をして一番大切だと感じたことだから。
困った時にどう立ち直るか、立ち上がるか、ポキっと折れてしまうんじゃなくて、たてなおす。
自分ひとりの考え方では偏ってしまう。
だから、人に自分を開示できる力、それと、アドバイスを一旦は素直に受け入れる力を身につけて欲しいですよね。
アドバイスされても、でも、とか、だってとか反発したら周りは離れていく。
なんか違うと思う事を言われても、それは違う価値観の人からの言葉ですから、当然と言えば当然なんです。
自分の求めている言葉を出してくれる人を求めているだけになると、はっきり言って時間の無駄です。
そんな言葉にぶち当たるのに、一体どれくらい時間がかかるんでしょう?答えは自分の中にあるのに。
死別して思う事は、悩んだり不安になったりはあっても仕方ないという事。
それだけ心に負荷がかかるんだから。
一人じゃないと信じて、一人で抱え込まないで、助けてもらっていい。
この苦境を乗り越えた自分がきっと好きになるから。
子供たちには、私は経験を通して伝えられているので、できる子になると信じてます。
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