写真

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<この記事を書いた人>

今って気軽に写真が撮れる時代になりましたね。

だからと言って、私は自分の写真がいっぱいあるかというとそうじゃなくて、本当に少ないんですよね。

ひとつめの理由は、死別後、夫の写真を見るのが辛かったから。

私はもし、死んだら、この想いを子供達にもさせるのかなと思うと、極力それをさせたくないなと思いました。

じゃあ、そもそも写真自体なければいいと思ったんです。

2つめの理由。

それ以上に、その隣で笑っている自分の写真を見るのがとても辛かったんですよね。

もう、こんな風には笑えない

そう決めつけていました。

写真が怖かったんです。

写真を撮っても、その写真を見るのがとても怖かった。

きっとあの時の笑顔みたいに笑えてない。

それを確認して落ち込むのが怖かった。

でもね、最近あまりにも写真が無さすぎて驚いたんですよね。

そういえばあの時の私ってどんなだったっけ?と思える余裕が出てきたんですよ!

でも、写真はない(汗)。

そんなときに、仕事で親子イベントがあり、スタッフが写真をたくさん撮ったんです。

夫婦で写真を取り合ったりできるけど、シングルになるとそれができないから、今日は私はたくさん親子の写真を撮りました

という言葉にえらく感動したんですよね。

その人のお子さんはもう高校生。

振り返って子供の写真ばかりだったから、こういう気遣いができたんだろうなと思ったんです。

私は、自分本位で写真を撮らなかったけど、撮りたくてもなかなか撮れない人もたくさんいる。

そして、子供にとって親は私だけだから、親子写真って子供にとっても愛情を確認できるツールの一つなのかなと思ったんです。

夫の写真を整理するのと、親の写真を整理するってまた違うかもしれないし、変に頑なになっていた自分を少し後悔(笑)。

もし私と同じように、何か怖さを感じている人がいたのなら、少しだけ先の自分が、もしくはお子さんがどう思うのかな、なんて想像してみてもいいのかもしれません。

きっと、あなたが思っている以上に、お子さんと一緒の写真って笑えていたりするから。

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