本当に悲しい思いに引き戻されることが無くなったのは、遺品整理の効果他ならないと思っています。
ただ、去年書いたこのブログ、今ももちろん思っていますが、子供たちに遺品整理の時間をなるべく取らせないため、自分のものを断捨離して減らすという行為ができていないと思います。
ここのところ自分のことを全然できていなくて、余計なものいらない物がとにかく増えてきてしまった。
このあいだのお休みは自宅にいて、1人大掃除。
あまり大きなものは出ないけれど、いらない書類をたくさん整理しました。
そうすると、今自分がしなければいけないことが見えてきて、こんなに目見えないことも溜まったいたのかと驚きました。
それを一つずつ手放すかのように、各所に電話したり、調整したり。
仕事も溜まりに溜まっていたことを少しずつ整理したり。
私は誰かに会ってお喋りすることが大好きだけど、1人の時間も必要だと再認識。
やっぱりそういうことを考える時って、「今」か「未来」のこと。
そこで、もし夫のものがぽこっと出てたら、しばらくフリーズして「過去」に引っ張られてしまうんだろうなと思います。
その時の楽しい思い出だけが蘇ればいいのだけれど、私はきっとそれに付随して一番辛かった時とか、夫が帰ってこなかったあの日の夜の自分を思い出してしまうような気がします。
だから、私は夫のものはもう手元にほとんどなくて、日々穏やかに暮らせていると思います。
これについては色々ご意見があるし、それぞれのキャラクターにもよりますので、正しいとか間違っているとかはないと思います。
ただ、私は彼のものを手にしない、目にしないことでとても楽に生きていられるのは事実。
大丈夫、好きな時に好きなだけ思い出せるように、心の中にあるものは捨ててないですもん。
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