43歳になりました

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<この記事を書いた人>

今日は私の誕生日。

週末は前祝いで子供達とお寿司を食べにいきました。

そろそろママと一緒にいること自体照れ臭い年頃。

誕生日くらいはママとデートしてね

というと

うん、いいよ

とそっけなく。でも、否定されないだけいいか。

お寿司を食べながら、子供達と「パパのいない家族」を振り返りました。

やっぱり長男も過剰に心配?してくるお友達がいるそうです。

それを凄くネガティヴに捉えるでもなく、

別に気にしないようになったんだよね

というのです。

それは小学校3年生の時、息子の尊敬してやまない先生との出会いが大きかったと話し始めました。

ベテランの女性の先生。

本当に私も尊敬していました。

その先生と過ごした時間が本当に楽しかったというのです。

雪の積もった日に他の先生は絶対にしないけど、校庭に一緒に出て遊んで大笑い。

他の先生に先生と一緒に怒られるということがあったそう。

それに感動した息子は

人生楽しく笑って過ごす

ということをテーマに生きるようになったというのです。

だから、パパがいるとかいないとか関係ない。

「自分が」笑って楽しく過ごすと決めたら、あまり周りの過剰な同情も気にならなくなったと言うのです。

私は長男のそのエピソードにえらく感動してしまいした。

この子自分で人生を決める力があるんだなーって。

彼は彼なりにとってもさみしい時期もあったと言っていました。

それは次男も同じで、寂しかったと。

でも、そういう底抜けに明るい人と、楽しい時間を過ごして、自分の人生の時間をどう使うのか、体感で自分は「笑って過ごす」ということを選んだのです。

人のパワーってすごいですね。

確かに彼は、その先生との出会いで、いじめも克服し、人生がメキメキと力をつけ、今は特にこれと言って悩みがないんだよね。というのです。

長男がいじめられた時、担任の先生、スクールカウンセラーの先生、私も連携して解決するために力を尽くしました。

だから、

もし何か壁にぶつかった時は誰かに相談すればいいんだ

ということもわかっているというのです。

それも凄く嬉し買った。

悩みは1人で抱え込んでいてもネガティヴな部分が(特に夜に考えると)増大してしまいがち。

私は誰かに相談すること、吐き出すことって大事だなと思っています。

だから、困ったら相談するね。ただ、今困ってないから。

って(笑)。

これは私にとって最高のプレゼントでした。

夫を亡くして8年。

がむしゃらに、ひたむきに、手探りでいろんな人に頼りながら子育てしてきました。

相談できるパートナーがいなくて辛かったといえばそうなんですが、藁をも掴む気持ちでいろんな人に頭を下げながら、「わかりません、教えてください」と言い続けた8年だったのかも。

私はパートナーがいない分、たくさんの人に支えても、たくさん教えてもらいました。

もちろん今もそう。

そんな情けない母親だけど、その背中を息子はちゃんと見ていてくれたんだなぁって思ったんですよね。

彼は、きっと何かあった時、きちんと人を信頼して人に相談して、でも自分で決めることができる人に育っていく人になるでしょう。

ダメな私で良かった。

人に頼っていいんですよ。

1人で抱え込む必要はない。

でも、最後は自分で決めて自分で責任を取るの。

依存とは違って、人を信頼するっていう感じかな。

息子たちも寂しかったんだ、と素直に言ってくれて、それも嬉しかった。

そうだよね、寂しかったよね。

うん、そうだよね。

でも、今幸せだね。

美味しいって、笑っているね。

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