M先生とのセッッションで勇気(道しるべ)をもらった私は、その後カウンセリングを週1回受けることにしました。
先生は、時折、こんな表現をします。
旦那さんがそばで見ていて支えているよ。
きっと子供達のことを守ってくれているよ。
あなたはこう言われたら、違和感がありますか?宗教じみてるとか?
私はすっと心に入ってきました。
私は夫が亡くなった後、死後の世界についての本を読み漁りました。
どうやら、人は死後魂(光)になってある場所へ行き、また学び直すため現世に生まくる。
そして生まれ変わる(死ぬ)たびに、その魂は強くなり、来世で難問が出される…らしいです。
私はこの考えに賛同しています。
だっているでしょ、何にも苦労もなく環境的にも申し分のない生活を送っている人。(そう見えるだけかもしれませんが)
それは、魂が赤ちゃんだから、出される課題も簡単なんだとか。
今、とても苦しいのは、あなたの魂のレベルが、それはそれは高いのかもしれません。
私の場合、魂レベルで言ったら、もしかして子供達の方が先輩だったりして。
私は夫が死後、彼がここにいる、いないをなんとなく感じることがありました。
そばで見ているっていうのも、すごくよくわかり、心にスーッと入ってくるような感じです。
普段クールな感じな先生のそういう言葉は、暖かく心にじんわり溶けてしみこんでくる、不思議なセッションが毎週繰り返されました。
カウンセリングの最後の日、先生は迷いながらも私に告白されました。
言おうか、迷ったのだけど…
私もね、夫を亡くしているのよ…
先生は私と同じように旦那様を亡くされ、女手一つで子育てをされた方だったのです。
私は驚きとともに、今までのセッションが心に響いたことをすべて納得しました。
だから、先生はよく分かってくれていたんだ。
だから、先生は私に勇気をくれたんだ。
・・・だから、夫は先生に引き合わせてくれたんだ。
私は、この先生との出会いもまた、夫からのプレゼントだなぁと感じました。
大切な人を亡くしたあなた、その人からの贈り物をもらっている感覚はありまんか?
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