私のようなシングルマザーはやっぱり、経済事情は厳しいですよね。
子供達はどんどんお金がかかってきますし、値上げのニュースも頻繁に目にするようになりました。
ただ節約節約と言っても、なんだか心が疲弊してしまいそう。
私は、パパがいるときにはものすごい節約主婦で、安いスーパーでお買い物をしたり、子供も小さかったのでお散歩がてら安いお店を探したり、とにかく価格だけに目をやっていました。
ただ、パパが亡くなってから、遺品整理をし始めて、その結果ものの少ない生活に目覚めました。
とにかく、シンプルに暮らすこと、それこそが究極の節約生活だと気がつきました。
不要なものをどんどん捨てると、本当に必要なものが見えてきます。そうすると余計なものを買わなくなります。
どこに何があるかわかれば、それ以上買いません。ストックは基本的にありません。
安いから買いだめするということもしません。
それは日用品に限らず、食品もそう。
どこに何があるのかわかれば、その中で工夫しますし、賞味期限も大体わかる。
そうなると、いつまでも家に食品をストックするということがいかに不自然かわかるようになります。
何年間も冷蔵庫の中にある食品。これって食品って言えるのかな?とも思ったりもします。
それが気になると多くを買う気持ちもなくなります。
買い物でスーパーに行く頻度も少なくなり、不要なものが家に入り込んでくることが減るのです。
そして、それにより時間が生まれます。
スーパーでああでもないこうでもない迷う時間が、自分の時間に変わるのです。
私にはこれが最大のメリット。無駄な出費が減る、そして時間が増える。
ものの循環もいい感じで巡ります。
この感覚がつかめると、お金の心配が少しずつ軽くなります。
他の人が持っているのに、自分にはたりないとかそういう変な劣等感から解放されます。
それこそが本当の節約というか豊かな暮らしなのではないかなと思います。
自分の必要な分だけがわかれば、少しずつ働き方も見直せます。
私はまだまだ発展途上で極めてはいないですが、確実に無駄買いが減ったように思います。
お金のことはずっとついてまわるもの。
でも、その心の負担を軽くするためには、ものを手放すことが有効なんじゃないかなと思います。
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