地獄の場所

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

子供が0歳と3歳の時に夫を亡くしています。

私の大嫌いな場所は公園でした。

特に日曜、ママがパパに子供を公園にでも連れて行けと言われたのか、パパ単独が多かったなー。

パパと仲睦まじそうに遊びに来ている家族も多いこと!

私はそのパパさんたちに目が行きました。

とにかく吐きそうなほど辛い場所でした。

子供を公園に連れて行かなきゃ行けないという思い込みに囚われていたので、無理にでも連れて行っていました。

多分、滞在時間も短く、行ってすぐ帰ってきて、すごくぐったりしていたと思います。

他の家と同等に、父親がいないからという理由で不憫な思いをさせたくないという思い込みから、毎週のようにどこかに出かけていました。

思いつく楽しそうなところ。

そういうところに行っては落ち込んだり、でも子供たちの笑顔で一瞬忘れたり。

その繰り返しでした。

日曜パパさんがお仕事のご家庭のママさんに

うちも休日パパいないからわかるー

とか言われて

わかるわけないだろ

と心の中で舌打ちする、なんてこともしばしば。

多分その当時は何かと戦っていて、「負けたくない」というそれだけで動いていたように思います。

でも、こればっかりは慣れと子供の成長。

子供たちは成長すれば、もう2人で公園でもなんでも出かけますし、今はママといるより友達といる方が楽しいみたいですしね。

でも、人間って「自分が見たいもの」を見ているんですよ。

なので、今すぐに視点を変えるのは無理かもしれないけど、そのうち違うものが急に見えてきますよ。

これって面白い。

ホテルだったりすると、朝からだまーーってしかめっ面で食べている夫婦とか、けなし合ってる夫婦とかも目に入ります。

仲睦まじいご高齢のご夫婦を見かけると、パートナーって必要かもな、と落ち込むというより、自分の生き方をどうしようかというヒントにしていたり。

一つとして同じ家族っていないから。

自分が何を見てどう捉えるか。

今は自分がどこに行きたいか?を基準にして出かけ先も決めています。

そこで、子供の趣味をうまく組み込んで、みんながそれなりに楽しめるプランを考えています。

だから、自分も楽しい。

子供も自分の思いつく以上の経験ができて

やって(行って)みたら楽しかった!

と発見もあるみたいですよ。

多少わがままで良いんです。

私はもう理想の家族なんてないので、理想的なママにもなれない。

それを手放して、自分基準で物事を決めています。

子供とぶつかれば妥協点を探すために話し合えばいいだけ。

子供たちだけのために自分を犠牲にすることないもんね。

あなた自身の人生もあるのだから。

パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    病院!!ですっ
    お見舞いに行けば患者の横にパートナー
    検査室の前を通ればクリアファイル持って検査待ちの横に年配の配偶者
    これから先歳とって入院とかなったら
    一人で入院の準備して、大きなバック持ってタクシー乗って一人で行くのかな?とか
    入院先でご家族は?ってなんども聞かれるだろうな…とか
    もう悲しすぎる笑笑笑
    だから心臓や頭の病気で一気に天国に行けたらなぁとかんがえています。
    シングルさんはみんなこんなこと
    一度はかんがえるでしょうね

  2. あおいほし より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >美純きもの教室さん
    コメントありがとうございます!
    そうですね~としを重ねればまた違う場所で色々考えちゃうんでしょうね。
    子供に迷惑かけたくないから、ピンピンコロリ(って今時もいいますか?)がいいなーと考えたことあります。
    だからこそ、日々笑顔で過ごして病気にならない心身を保ちたいですね。
    笑マークがたくさんんついてらっしゃるから、地獄の場所も笑顔で吹き飛ばしてしまいそうですよ!
    いつもありがとうございます。
    元気いただいてます!