時間のプレゼント

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<この記事を書いた人>

今日仕事がお休みで、朝から友達と会う約束をしていました。

ところが、友達のお子さんの体調不良でぽっかり予定が空きました。

それはそれでとてもありがたくて、本当に些細なやりたかっとことをやることができました。

私の場合はどうしても自分の身の回りがごちゃごちゃとしているとイライラしてしまうので、家の片付けやたまっていた書類の整理なんかを済ませました。

それだけでもう、かなりスッキリして、心が軽くなりました。

私は、20代は結構なコレクターで、収集癖がありました。

子供の頃の消しゴムなどの文房具類、10代はスヌーピーやらドラえもんあたりにはまり、いろいろと集めてはニンマリしていました。

今はそのかけらもなくなって、とにかく必要のないものは処分するを徹底しました。

何度も言うようですが、それは遺品の整理がものすごく辛かったから。

遺品をどうしていいのかわらなかった。

その人の大切なものは、自分にとって大切じゃなくても、大好きな人のものだから、捨ててしまったら、その人との思い出も捨ててしまうのか?その人を大切にしていないんじゃないか?なんて考えては時間を止めていました。

でも、何かの本で手に取ると気持ちの下がるものは手放しましょうと書いてあり、それに従ってどんどんとものを捨てられるようになりました。

私にとってパパは大切な人だけど、その服とか手紙とかそういうものを手にするたび、目にするたびに辛くて辛くてたまらなかったのです。楽しかった思い出なのに、辛くて仕方なかった。

楽しければ楽しいほど、辛いのです。

 

だから、私はものを持つことをやめました。

ときめく片付けとか、断捨離とか今でもブームだと思います。

でも、私は違う角度から、ものを持たないことを選びました。

多分、ゴールは同じなんだろうけどね。

それでどうなったかというと、私の場合は前に進むことができました。

だんだん、未来から自分考えられるようになりました。

パパのものを目にする機会が減ったから、パパのことを思い出すことは少なくなったけれど、思い出しても涙は出ません。

それは時間薬と相まって今があるのかもしれませんが、結果そういう自分が今あるという感じです。

今日はそんなわけで、急遽時間のプレゼントがありました。

私は、足元をまず整えることが大切なんだと改めて思いました。

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