たった一言で近づくこともある

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<この記事を書いた人>

会社を辞めることになり、席替えになりました。

そこで4日間ですがお向かいの席になった方と帰宅時間が重なり、会社を出るまで少し話しながら帰りました。

その人は、本当に綺麗で素敵な人なんです。

キリッとしていて美しい。仕事もテキパキとしていて素敵だなぁと思っていたのです。

せっかくお話しする時間が持てたので、自分の気持ちを伝えました。

すごく綺麗で素敵です!って。

そして冗談半分で

勝ち組人生だったんですよね〜?

そしたら、

そんなことないのよ!私なんて負け組だよー!

って。

私は、自分のことを負けとは思っていないけど、そこで自分のことを話しました。

私は、シングルマザーなんです。夫を亡くしたんですよ。

って。

そうしたら、

私はバツイチなの。

だから、いろいろあったのよ。それと父も突然亡くしているの。

お友達にも子供生まれたで旦那さん亡くしている子もいるし…

って。

だから、私が、パパのことをさらっと言えるようになるまでどれだけの時間を費やしたことや、気持ちの整理ができるまでにいろいろな過程があったかを、それだけで分かち合えたような気持ちになりました。

きっと大変だったよねって。

私の経験が、この一言でぐっと距離が縮まったように思います。

人にはいろいろと抱えているものもありながらも、それでも生きていることを改めて感じました。

私の感じた「美しい」はそういうことを全部ひっくるめて、私が感じ取っていたんだなと。

私だけが大変なわけじゃない、私だけが特別なわけじゃない。

みんなそれそれいろいろあるのかもしれない。

それでも生きているんです。

私が言えるようになったことで、私が一番楽になれていると思います。

そして、少しでも相手の肩の力を抜ける一言にもなり得るのだということを感じています。

いうことは最初は勇気が必要です。

必要以上に謝られたり、必要以上に悲観的に受け取られたり、必要以上に距離を取られたり、避けられたり。

でも、そこでその人と自分の相性というか波動が合うかどうかがわかるので、とてもシンプル。

自分の経験、この一言で、これ以上とり繕いようもない。

だからこそ、自分の周りにいる人がとてもシンプルに信頼できる人だけになっているように思います。

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