死別カウンセラー万珠(まじゅ)。
当事者として、大切な方と死別した方へのカウンセリングをしております。
わたしの感じたこと、死別の辛さから解放される方法を発信しています。
死別後、自分の本心と向き合っているのか?
令和6年1日1日能登半島地震がありました。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
エックス上で旦那様と死別した方が「いつ死んでも良いと思っていたけれど、心臓がどきどきしている」と言うような投稿を見ました(被災にあわれた方なのかは分かりません)。
私はこれを拝見して、人間の真意のように感じました。
自然のエネルギーの脅威にさらされた時に、人はとっさに「生きたい」という本能が働くのではないかという事です。
これが自分の本当の願いであることが分かったならば、どう生きるのかを考える。
そして、生かされているという事にも気が付かされます。
だからこそ、頂いている命をどう活かすかを考える。
だって私たちは、夫を亡くして、命とは限りがあるものだと痛烈に教えてもらっているからです。
いつ幸せになれるのか?と思っていないか
私は年末に大好きな. 崔燎平(さい・りょうへい)先生の動画を見ていました。
占いで「私はいつ幸せになれますか?」と言うお悩みが増えてくると、今ある幸せに気が付かされるような大きなことが起こる(東日本大震災の前もそうだったとか)とおっしゃっていました。
その時に「そういえば私、いつ幸せになれるんだろう?」と思っていたかも、と気が付いたのです。
そこから、私はなんて幸せなんだろうと意識が変わり、自分の今ある幸せがどんどん目に入るようになりました。
その矢先に今回の地震のニュースを目にして、本当にショックでした。
私たちは今ある幸せに気が付かなければいけないのです。
本当に辛いとき、そうは言っても辛いと思います。
でも、今ある幸せに一つでも気が付く努力はするべきだと思いました。
愛する人を亡くして辛くて一緒になりたいと、後を追いたくなる気持ちにいなるかもしれません。
でも、今自分が生きているという事実は変わりません。
なぜだか分かりませんが、夫は亡くなり、私は生きているという事実は変わらないから。
被災した方が、自分の暮らしている世界が一変したのを目の当たりにされてもなお「命があったからよかった」とおっしゃる。
その言葉を受け止めることは大切です。
受け入れることはできなくても、受け止めることはできるはずです。
それとこれとは別、なのではなくて1ミリでも良いからその言葉と私が生きている事実と言うのをつないで考え、自分は本当はどう「生きたい」のかを考える時なのだと思います。
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