子供を通して、過去の辛い経験を塗り替える

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<この記事を書いた人>

受験生の息子の高校見学に行っています。

とても楽しい反面、過去の自分の嫌な記憶が呼び起こされるのが同時に起こり、さまざまな感情が湧き上がっています。


私は3人兄妹の中間子で、3歳差です。

私の高校受験の時に、妹が中学受験を希望しました。(そして兄が大学受験)

母は、妹の受験で忙しかったようで、私は母に高校見学など1度も連れて行ってもらえませんでした。

だから私は、息子と一緒に色々な高校を見て回るのがとても楽しい反面、私もしてもらいたかったなぁと思い出し、少し苦しくなります。

息子と高校見学を回るたびに、過去の私がしてもらいたかったことをしているので、過去の自分を癒しているような感覚です。

中学生の息子を通して、自分の満たされなかった過去が最近どんどんと湧き上がってきます。

正直すごく苦しくなることがあります。

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親に対するわだかまりはないか?

私は、死別の苦しさを通して、母との関係を見直し乗り越えました。

幸いまだ元気で生きてくれています。

だから、満たされない想いがあったことは、都度伝えるようにします。

そうすると、彼女なりのその時に、精一杯子育てをしていたことを話してくれます。

なるべく母が言い訳していると思わないで(苦笑)、フラットに聴くのがポイントです。

そこで、気づきが生まれます。

そうか、彼女なりの理由があって、愛されていないわけではないのかと。

そこで、過去の満たされないまま放置された気持ちが少しずつ満たされます。

自分を回想する

そこから今に自分を辿るようにします。

自分で好きで決めたわけでもない高校に行ったから、そこから逃げ出したくて大学を受けたな→大学で夫と出会ったな→夫に出会わなければ、子供たちにも出会わなかったんだな→子供達はやっぱり愛おしい→今は幸せだな・・というように今が幸せというゴールに繋げるようにします。

全てを肯定的に捉えます。

そうすると、私は私で、過去の満たされない「暗い過去」と思える部分を肯定的に捉え、ここまで生きてきた自分は頑張った!と自分を褒めまくり、過去を塗り替えていきます。

 

自分がしてもらわなかったけど、こんなに子供と学校見学している自分って偉い!と、褒めます。

とにかく「今が幸せで、満たされている」という前提があれば、過去の苦しい経験を塗り替えることができます。

 

乗り越えても乗り越えても、過去の自分が

「乗り越え方が雑!まだまだ満たされていない想いがあるのだから、丁寧に過去の自分ごと愛してあげてね」

と、メッセージを送ってきて、この現象を見せられているのです。

 


私の中で、中学〜高校までが第一の暗黒期。

その後に夫との出会いが待っています。

そして第二の暗黒期は夫との死別。

やっぱり私の人生のキーパーソンが夫なんだろうと思います。

 

とにかく、子供たちを通して私の暗黒期の記憶がどんどんと鮮明に思い出しています。

蓋をしていたからだと思いますが、ようやく期が熟し、辛かった過去の自分ともっと深く向き合う時が来たのかと腹をくくりました。

でも、今の自分なら大丈夫!今の自分だから、この現象が起きている、そう思うとそれすら楽しみになっています(完全にドM体質ですね・笑)

 

過去の自分を放置していませんか?

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