仕事がきついと初めて感じた時~仕事のこと12

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。

内向的だった私が初めて仕事がきついと感じた時の話。

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仕事がきついと初めて感じた時

いままで手を付けていられなかった、職員のファイルを整理したいと古株の職員さんに仕事を依頼されました。

その方は仕事をどんどん任されて断れないタイプの人。

すごくいい人で、職場の非正規の方から絶大な信頼を得ている人でした。

ゆえに、仕事を抱え込んでしまうタイプの人でした。

私もその人のことが好きだなと思っていて、だからこそこのお願いをされた時は、彼女のために役に立ちたい!と心から思い、是非やらせてくださいとお伝えしました。

かなりの人数の職員の方の個別ファイルを作るという、単純ではあるけれど果てしない仕事。

仕事ですから引き受けました。

 

そのファイルはすべて地下の倉庫にあるというのです。

 

私は出社したら、その地下倉庫に向かいます。

なぜか2重扉になっています。

外の音も遮断され、携帯の電波も届かない場所でした。

 

ほとんど人が来ることはなく、日が当たらず音の無い、ひんやりとした場所で、押し黙ってひたすら紙ファイルを仕分けする作業をこなす日々。

これが相当きつい。私は今まで人と話すことで仕事の喜びを感じてきたからです。

 

職場が近くなり、あんなに体が楽になったと思っていたのに、私はとても疲れを感じるようになりました。

 

でも、生活のために辞める事もできません。

転職したばかりだよ、これで逃げたらパパが亡くなる前と何もかわらないじゃない。

やっぱり駄目な人間は変わらないのね、そんな声が聞こえそうになる日々でした。

 

私は、ぐっとこらえて、この仕事は絶対にやりきると決めて、毎日地下倉庫に潜る生活をしばらく続けることをしていました。

 

やるからにはやってやる。

私は汚い倉庫をピカピカに掃除をする時間を作りました。

ファイリングの合間に、掃除して自分の環境を変えました。

やらされていることと、自分からやりたいと思うことの二つを1日のミッションにして私は淡々と地下室生活を続けるのでした。

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