2回目のカウンセリングがうまくいったのは共感でした〜カウンセリングの話5

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。

私にカウンセリングを受けないか?と声をかけてきたM先生(女性)。

私は、2度目のカウンセリングを受けることに決めました。

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2回目のカウンセリングがうまくいったのは共感でした

 

カウンセラーを変えるということは、また一から自分の話をすることになります。

私の場合は、それがストレスで全くありませんでした。

むしろ2回目なので、スラスラ話すことができましたし、泣き崩れるということもなく、少し自分を客観的に話すことができたのです。

気持ちというのは繰り返し話すことで、確実に気持ちが浄化され、昇華されていくものだということを感じることができました。

何より、M先生の穏やかな語り口は私を安心させてくれました。

M先生は、冷静に現実的なアドバイスをする時もあれば、「そばで見守ってくれているよ」とか、やや精神世界の見方から語られることがありました。

それは、私にはとても心地よかったのです。

これは私の感覚のです。

夫を亡くしてから、私はスピリチュアルの世界を取り入れた方がなんとなくしっくりくると感じていました。

だから、M先生の言葉が自分の中に感覚を持てたのです。

私はM先生に、毎週カウンセリングをお願いすることにします。

この時間が本当に私にとって癒しの時間でした。

誰かを気にすることなく夫のことを語れる場。

今まで口にしようと思っても喉が詰まって出てこなかった言葉を、私は迷うことなく毎週彼女に語りました。

ここで話すことで慣れたのか、私は産業カウンセラーの仲間にも夫のことを話すことが徐々にできるようになっていくのです。

夫のことを否定されたり、かわいそうと思われることなく語れる場が少しずつ広がっていくことで、私の心が軽くなるスピードが加速していきました。

私が、やっと夫の死を受け入れることを始めたのです。

私はいつもの私らしい自分を取り戻していく感覚を持ち始めます。

前向きに、自分の人生を楽しんでいいという欲が出始めたのです。

そんな時にM先生から衝撃の言葉を聞かされました。

「実は、私も夫を亡くしているのよ」と。

私は、今まで彼女の言葉がなぜこんなにもすっと心に入ってくるか、やっと理解ができたのです。

同じ経験をしているから、わかってもらえたんだ!

この、共感こそが癒しです。

私は、また自分と同じ境遇の方と出会うことができ、自分らしさを取り戻すことができました。

気持ちを分かってほしかった。

一人じゃないと思いたかった。

そんなことを私は求めていたんだと同じ経験をされたM先生に気づかせていただいたのです。

 

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