パパを亡くした子どもへの関わり方3つのヒント

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役にたてればと思い記事を更新しております月城真佑美です。

今日は思春期真っ只中で、手を焼いている私ですが、「パパを亡くした子どもへの関わり方3つのヒント」と題して、今の子供への思いや、関わり方を振り返りつつお話ししようと思います。

(今までの内容と被るところもたくさんあるかも知れません。)

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パパが亡くなった過去より、まず今を大切にする

私は、人生のあっけなさや明日どうなるかわからないと言うことを、夫の死を持って痛烈に刻まれました。

そこで私は、やり残しのない人生に近づけることを心に決め、子供に採算伝えて来ました。

思春期に入り、身勝手でわがままで、頑固でやりたいこと、やりたくないことがはっきりしていて、自分が納得しないと、梃子でも動かない長男に、私は本当に手を焼いていています。

先日同じように、周りを振り回す事が起きたので、ゆっくり話をすると、「僕は人生に後悔したくないから、やりたい事はやるし、やりたくないことはやらない」とキッパリ伝えてきました。

それはお母さんがずっと僕に言ってきたことであり、納得していることだと。

人を振り回すことは違うので説明をし、分かってもらいました。

迷惑をかけた人にはどこが悪かったか明確にして、悪かったと思うことに関して自分が納得したことには感謝と謝罪を伝えると言っていました。

つまり我が家の場合は、3歳と0歳で父親を亡くしたと言うことより、その後の私の価値観が大きく影響していると言うことがわかります。

今後父親が亡くなったことがどう関わってくるかは予測できませんが、現段階では、「夫を亡くした私の価値観」が「父親がいないと言う事実」より、彼らの価値観の中に根付いていると言うことです。

正直、長男から「後悔しないためにやりたいことにチャレンジする」と言う言葉を聞いた時はとてもうれしかったです。

それに対して周りも応援してくれるような人物になることが、今後の課題ですが、夫はこんな形で子供の中に生き続けているのですね。

子供がかわいそう、幸せになってほしいと思うなら、今何を伝えたいと思いますか?

パパの分まで頑張らず、同志として生きる

私が子育ての中で、一番楽になったのはこの考え方です。

パパが死んでしまったから、パパの代わりに頑張らなきゃと最初は鼻息荒く思っていました。

周りからのプレッシャーもありました。

でも、パパは唯一無二の存在だから、誰も代わりになんてなれません。

例えば、夫婦2人で10だとして、亡くなって5に減ったと仮定します。しかも亡くしたダメージで、さらにマイナスになっている状態から、10に戻すなんて無理な話。どう頑張っても元には戻りません。

そこで今生かされている自分10、子供10と、それぞれ自分の存在自体を満たすなら、がんばれそうではありませんか?

しかも、同じ大切な家族を喪ったので、一番の理解者だと思えばいいのです。子供だから特別、子供だからわからないと思い込まないことです。

子どもを上から見下ろすのではなく、同じ視点で同志として、チームとしてできることを頑張っていけば良い。

家族はこうあるべきと言う自分の思い込みは外して、自分のオリジナルな家族を構築すれば良いです。

あなたのしたいことは何?子供のしたいことは何?それをどちらかが我慢しているのはなんだか悲しい。

お互いのしたいことを楽しくできることを考えると楽しいですよ。

子供がかわいそうだから、とか余計なことを考えず、同志としてどういうチームを作っていくか?そのチームのコンセプトなんかもあって良いかも知れません。

大切な人を亡くし、一緒に歩んで10年経った今(中2、小6)はとても良き相談相手です。

今まで私が「これは一人でやるのは無理だから手伝って」と色々なことを手伝ってもらっていたからかも知れません。

自分が未熟でできない母だったから、子供たちが育ってくれたとも言えます(笑)。

あなたは一人でパパの分までと躍起になって頑張りすぎることはありません。

パパがいないと無理なら無理で良いのです。

それを無理と泣いているのではなく、無理だから手伝ってと子供に助けてもらうことを許可してください。

きっと子供たちは喜んで手伝ってくれます。

パパを否定しない

私にとって(冷たい言い方ですが)夫は他人ですが、子供たちは自分の血を分けた父親であることは、父親が亡くなったとて変わりません。

どんな亡くなり方をしようが、子供たちの一部ですね。

だから、夫の存在自体を子供たちの前で否定することはしてきませんでした。

形だけでも、お土産をいただいたらまずパパのところへ備える、旅行から帰ってきたら、とりあえず手を合わせる(形だけでも)と言うことをさせてきました。

どうしてもそれをできない、させたくないと言う方もあるとは思いますが、自分の一部を否定するようなことはなるべく言わないようにしませんか。

義実家に対しても、分析すると言う形で、違いを伝え、私は他人で、実家はこうだから、義実家の行動は違いすぎて理解ができないとか、そういう言葉で話をしていました。

悪口を言ってはいけないと言うことではありません。

然るべき人に思い切り吐き出すことで、その調整ができると言うことです。

例えば、自分が自分の両親のことを悪く言ったとしても、他人に言われてすごく嫌な気持ちになったことはありませんか?

それは自分も子供も同じと私は考えています。

だから、そこをコントロールできる自分であることに気をつけています。

「パパを亡くした子どもへの関わり方3つのヒント」と題して死別ブログを書きました。

しかしながら日々の生活は色々あります(苦笑)。

でも、それを良い関係にしていく過程も楽しむのが生きていくと言うことなのかも知れません。

 

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