死別してからの「頑張る」とは

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

スポンサーリンク

死別後のあなたは頑張っています!!

死別した後、とても心が苦しいのに、慣れない各種手続き、想定外の一人での子育てなどが始まります。

考えただけでも、めちゃくちゃ頑張っていますね。

それなのに、周りはプレッシャーをかけてくることもあるでしょう。

あなたしか親はいない、頑張れ等。

それは自分が一番わかっているから、言われるとしんどいですよね。

夫を大切に思っていたからこそ、夫の分まで頑張らなきゃと思うこともあるでしょう。

でも、その時点で十分頑張っています。

そこを自分で気が付かないで突っ走ると、徐々にガソリンが切れてきます。

私は、同じ死別シングルマザーの方から、「頑張らなくていい」と言われたことが、本当に今でも忘れられません。

あの、ホッとしたような安堵感。

本当に救われた言葉ナンバーワンです。

だから、死別直後、頑張らなきゃいけないと思うあなたは、すでに頑張っていることを認識してください。

頑張りを一人で抱え込みすぎない

すでに頑張っているという認識ができたら、その後に、アウトソーシングできることはないのかをチェックしてください。

とにかく使えるものは使うことを自分に許可することです。

食事一つにしてもそう。

手作りをして食事を与えなければいけないなんてルールはありません。

それで自分が辛くなるなら、諦め、手放していいのです。

私は得てして、キッチンで料理する時間が辛かったです。

夫が食事が大好きだったからかもしれません。

だから、悔しい、悲しい気持ちもわかりますが、夫がいた前提での、自分の理想としていた母親(妻)像は捨てることです。

パパのいない生活の限られた時間の中で、どこまでが自分理想とする「母親(妻)」でいられるかリセットする必要があります。

できなくなった自分を責めるのは、きっとできていた時の自分です。

そこは自分が味方になってあげないと、心折れてしまいますよ。

子供も子供なりに自分の状況を理解します。

それに適応するのは子供の方が早いかもしれませんね。

今までの生活をしないと子供がかわいそうという気持ちがもし芽生えるのであれば、自分が受け入れられていない証拠です。

それはどの人が思う気持ちなのでしょうか?

何がかわいそう何でしょうか?

じっくり考える時間を確保するためにも、自分の代わりになるサービスや助けてくれる人はいるのか?自分の引き出しを増やしておきましょう。

とはいえ頑張る

クライアントさんの一例ですが、「追い風が来た」という感覚が芽生えたという方がいらっしゃいます。

彼女は自分ととことん向き合いました。

「死別したこの辛いままじゃ嫌」という気持ちからスタートされました。

自己肯定感を上げるためにご自身と向き合うことをしましたし、自分を変える努力もしました。

そこで追い風が来たときそれに乗れるのは、頑張ってきたからです。

自分と向き合うことはしんどい時もあります。

自分の嫌なことや自分の弱さと向き合うことだから。

しかし、頑張れば頑張った自分が好きになり、その過程で現れた自分の弱さすら愛おしくなるものです。

だから、頑張ることは私は必要だと考えます。

ただ、どこに頑張りを発揮するのかが重要です。

日々の作業はなるべく最小限で良くて、自分の気持ちに注力していく時間に比重を置くことです。

作業的なことに追われ、心が追いつかなくなると、体も疲れて、ネガティブに捉えがちになるから。

全てに頑張ることではなく、力の入れるところ、抜くところのバランスを考えましょう。

 

 

パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント