あげてみる

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<この記事を書いた人>

私は時々ホームベーカリーでケーキを焼きます。

1.5斤焼ける大きめのサイズなので、作るとなるとかなりの量になります。

それを少しずつ切り分けて、たまに職場のみんなにお裾分けしていました。

誰に渡そうかな、あの人もこの人も…なんて思いを馳せながら、一つずつ、ちょっと可愛い袋に詰めていく。

私は、その工程がとても好きだということに気がつきました。

あげる瞬間、よりもその工程。

あげる人がいる。

自分がお世話になっている人がいる。

その人を想い描くことって、陽だまりのようなとてもポカポカした気持ちになるのです。

社会に戻れるかも分からなかった私が、今思いを巡らせる仲間がいるのだという幸せを実感できるひと時です。

それを見ながら、いいなぁ〜美味しそうだな、味見をさせてなんて、まとわりついてくる息子たちの愛おしさというおまけつきです。

別に手作りでなくても構わないと思います。

コンビニで買ったチョコレートを一つお裾分けなんていうのも、いいと思います。

自分の何かを人にあげてみる。

そこには、何か暖かさを感じることができますよね。

あげたときに自分の思う反応が帰ってこなくてもいいじゃないですか。

それで、どうしても自分の思う反応をしてくれない人には、何か向こうの事情もあるでしょう。

次はあげる人から外せばいいだけのことです。

あげる過程を楽しみましょう。

見返りを期待せずにね。

その人の頑張っている姿を思い起こして、それを応援する気持ちで。

そうすると、自分も頑張ってみようかな、と思った以上の気づきや元気が出てくるかもしれません。

 

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