夫の仏壇を義母が用意してくれました。
ただ、そこに夫の写真やらお仏壇にありそうなものをただ置いているというものでした。
夫の友達であり、お坊さんのKさんと出会ってから、夫の仏壇をきちんとしたものにする、というミッションが始まりました。
お仏様を入れるそうなんですが、それに必要な野菜や、果物、しきびなどを用意しました。
Kさんは、彼の先生に当たる方まで呼んでくださり、我が家でお経を読んでくださったのです。
素敵な木彫りのお仏様も我が家にいらっしゃいました。
先生も、Kさんも本当にタイトな時間の中調整してくださって、夫のためにお仏壇を整えてくださいました。
本当に感謝です。
自分ではここまで出来なかったし、そもそも正式にお仏壇を整えるなんて知りもしなかったのですから。
お経ってなんだか、心落ち着きます。
夫を亡くした翌年、お寺に行った時に(厄除けだったかな?)お経を聴いて、なぜか涙が止まらなくなり、でも、そのうちだんだんと心が落ち着いたのを思い出しました。
今回も同じで、最初は涙が出てくるのです。
でも、そのうちに心が落ち着いて穏やかになる。
昔から、ずっと続いているしきたりには、何か本当に意味があり、効果もあるのだと思います。
私は、それ(葬儀など)を通り越してやってきた分、すごくすっきりとした気持ちになりました。
お仏壇は整いました。
同じように、私の心も整ってきているのを少しずつ感じるようになったのです。
今回は宗教を勧めている記事ではありません。
私はこれという信じているものがあるわけではありません。
でも、お寺にも神社にも行きます。
時として、そういう場所や空気、音(お経とか?)が人には必要な時があるのかな、とは思います。
どうも最近心落ち着かない、モヤモヤする、という方がいたら、神社仏閣に行くのもいいかもしれません。
先生とKさんに多大なる感謝を申し上げます。
↓クリックして応援よろしくお願いします。![にほんブログ村 家族ブログ 死別へ](https://b.blogmura.com/family/shibetsu/88_31.gif)
コメント