新年

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<この記事を書いた人>

新年になりました。

おめでとう、と言える人、言えない新年を迎えいる人様々だと思います。

新年と言えど、昨日の続きの今日でありますので、昨日より今日、今日より明日、日々少しずつでいいので前に進んでいきましょう。自然に時は流れますので。

私は喪中の年、1月の初めに家族で箱根に温泉に入りに行きました。

その年は東日本大震災の翌年でもあり、まだ余震が続いていました。

そんな中、箱根に行ったんですね。

行きしな私は、一人別の席に座ったのですが、箱根登山鉄道の中でしくしくと声を潜めて泣いていました。

ホテルのお庭は一面雪景色、子供達は雪で思いっきり遊んでいたのを覚えています。

雪が深いし、私の精神もとても疲れていたので、とにかくホテルでゆっくりして、温泉に入って、美味しいご飯を食べるということだけをしに行きました。子供のご飯は母が別に持って行ってくれていたように思います。

環境を変えることで、気持ちが少しだけ変わる。

この時はほんの少しだけ。

やっぱり夫のことを考えていましたし、自分のこれからの不安も全く解消できないままでした。

でも、温泉に入った瞬間ホッとしたり、子供が雪で大はしゃぎしている様子を見て笑っている自分がいたり、日常から少し離れて少しだけ笑顔で居られる自分がいました。

日常の生活のから解放されて、のんびり過ごす。

これは良かったのだと思います。

なぜなら、当時のことはほとんど記憶がないから、忘れたくない思い出なんでしょうね。

私の場合出かけるのも億劫で、引きこもりでしたが、引っ張り出してくれた母には感謝しています。

そんな感じで、喪中の新年は過ごしました。

たまには日常から抜け出すと、気分が変わるかもしれませんね。

2018年もよろしくお願いします。

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