死別して、自分の気持ちに気がつけていますか?

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

スポンサーリンク

自分の気持ち、自分の感情

自分の気持ち、感情を出すということはとても難しいです。

その時の気持ちはどう?

という質問に対して、事柄を話す方がとても多いです。

それくらい、自分の感情を出すのって、歳を重ねると難しくなるような気がします。

昨日、息子とかなり長丁場のバトルになりました(また・笑)。

いつもは、お互い譲らない。

もう感情的になるのはやめようと思い、ひたすら聴くことに徹してみました。

事実が曲がっているところは、つい話を止めてしまったけれど、至って冷静に聴いて、彼の気持ちを探りました。

彼の言い訳=「事柄」で、ずっとぶつかってきた私たち。

うまく行かないのはその方法が違うから、また違う関わり方を試せばいいと思ったのです。

突き詰めて聴いて聴いて、最後に至った彼の答えは、

お母さんに、褒めて欲しい

ということでした。

それを聞いて、

そうだよなぁ、ここのところ、褒めていないよね。

ごめんね、怒るのに慣れちゃって、褒めるのがなんだか恥ずかしかったのかも知れないな。

これからは、褒めるようにするね。

例えばどんな時に褒めて欲しい?

と、一歩進んだ会話になりました。

どういう褒め方をすればいいのか?いつ褒めて欲しいのか?なんて話をしました。

うわぁ〜すごいねぇ〜(クネクネ)!!ってこんな感じ?

とわざとらしく演技をして聴くと、笑い泣きしながら

それは怖い

と言っていました。

感情を見せるのは難しい

感情を見せるって、結構信頼関係がないと怖いですよね。

感情を開放するというのかな?

私は、息子にこういう本音を出してもらえて、本当に心が動きました。

嬉しかったし、反省もしました。

だからと言って、お互い別人のように変わるわけではないですが(汗)、でも息子にえらく共感して、心持ちが変化した自分を今感じています。

それくらい、事実ではなく、心の奥底の素直な感情を開放すると、人に自分の本当に「理解して欲しいこと」が伝わります。

掘り下げると、自分自身も「こんなことを思っていたんだ!」と驚くことだってある。

自分が何にたいして、どう感じているのか、どういう気持ちでいるのか?

ここを意識しておくと、自分の変化に気がつきます。

悲しいと寂しいは違いますよね?

愛しているというのと愛おしいというのも違う。

寂しいと孤独感も少し違います。

今自分は何をどう感じて、昨日の自分とは感じ方がどう違っているのか?

それを感じている自分を、それこそ愛おしいと思えるのか?

そして、それを共感してもらえると安心できたり、やる気が出たりします。

共感してもらうには「共にに感じる」ですから、自分が日々何にどう感じているのかを感じる力、伝える力も必要です。

もちろんネガティブに思うことであっても、感じてください。

それを否定せずに、味わうのです。

感情がわからないというのは、玉ねぎの皮のように、色々な事実や事柄に包まれているのかも知れません。

それを怖がらないで、感情を開放して行ってくださいね。

パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント