私の家の話(死別後の家族の立て直し方)

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姪っ子を見て思うこと

妹の子供たち(姪っ子)に会うたびに、大きくなっていて驚きます。
彼女たちの年齢は、ちょうど私が夫と死別し、一人で動き出した時の息子たちのそれに近いのです。
まだ言葉も微妙な次女ちゃんと、おしゃまな長女ちゃん。
彼女たちを見るたびに、自分の当時を思い出し、
本当〜〜によくがんばったなぁ!!
と思い返すことができます。
そんな存在に感謝。
当時は夢中で、特に次男の可愛いかった頃(1歳〜3歳)なんてほとんど記憶にないくらい。
今では、二人とも自分のことは自分である程度やってくれるようになりました。
これ、お願い、
と言うと大抵、
あ〜おけ(長男のLINE)
とそっけない返事をするものの、お手伝いをしてくれます。
私は、今も自分のことで精一杯。
親として一人で子供を引っ張るなんてできなかった。
いつも一緒に肩を並べて来たんです。
できない、手伝って、ママだって頑張ってる(泣)。
…そして、君たちも頑張っているよね。
そうやって、私は言いたいことを言いながら、子供たちと「同志」として切磋琢磨して来ました。
他の家族なんて比べている暇もないし、比べる次元が違う。
そもそも「普通」の家族ではないんだから、開き直って自分たちオリジナルの家族の形があるだろうと、他の家族をなるべく見ないし、接触もあまりしない(苦笑)でやって来ました。

今はだんだんと私たち家族の良い形ができつつあります。

先日、
まぁ親なんてご飯作るもんでしょ、当たり前でしょ
と言う長男の言葉に、激怒しました。
私たち家族には当たり前も普通もない!
自分たちのやれる範囲で、自分のことをする。
それが自分を自由にさせることだと伝えています。
せっせと自分たちのご飯を作る(簡単なものですが)ようになってくれば、私も余裕が出てくる。
たまに上げ膳据え膳をしてみると、
え〜お母さん、めっちゃ優しい!!
と、感動を生む(笑)。
試行錯誤しながらできて来た家族。
そして、基準が自分たちだから、その時々で「ま、いっか」位のゆるい家族の形。
その方が私には楽です。
早い段階で「普通」、つまりは「過半数以上」の夫婦揃っている家族と比べることを捨てることができたから、今があると思うのです。
できた、と言うよりもそうしないと苦しすぎて生きて来られなかったからなのかもしれません。
正解なんてわかりません。
ただ、この家族は私にとって居心地がよく、最高の家族であることは間違いない。

 

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