個別相談をさせていただきました。

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

スポンサーリンク

個別相談業務を少しずつ始めさせて頂いています。

対面個別相談をご希望されたので、都内でお会いすることにしました。

メールでやりとりされている段階から、ご本人はとてもご自身の頑張りを認めている方でしたので、ご自身のご褒美としてホテルのラウンジでゆっくりお話しする予定でした。

このコロナの状況下の都内ですから、甘く見ていましたが、満席!

都内でも、人出は多いようです・・・。

気を取り直して、デパートのテラス席でガレットをいただきながらお話をしました(写真・美味しかった!)。

午前中は土砂降りでしたが、私たちがお話を始めたのはシトシトと小雨が降る、旦那様の思い出をお話しされるのにぴったりなシュチュエーションでした。

感想です

今日はたくさんお話を聞いて頂き、ありがとうございました。
私ばかり喋り過ぎました…
気持ちを言葉にすることで整理もできましたし、漠然とした不安はこの後もついてくるものだな〜と思いました。
これは夫を喪ったからも大きいですが、決して悪い意味ではなく、当たり前の感情なのかもしれないと思いました。
夫と一緒にいる時は『この人と一緒にいればなんの不安もない』と完全に安心しきってましたが、そもそもその状態がイレギュラーだったんだと思います。笑

田中さんは自宅も近く、男の子2人!
ボウイスカウトや空手の話で勝手に親近感を持たずにはいられませんが、私としてはロールモデルが欲しかった、そこで出会うべくして田中さんと出会えたのかな、と今日お話させて頂いて感じました
出会いに感謝です!!

忙しい日々の中で、自分に意識を向けたり甘やかしたいと思った時に、いろいろ考えていたことを今日言葉にしたことで、今すぐには無理でも、いつか具体化・実現させたいと思いました。
聞いて頂くことって大事ですね。

底を知っているので這い上がるしかない。
けど急激にではなく、薄紙を重ねるように。
最強のパートナーであった夫が、きっと悪いようにはしないでいてくれることを信じて。
悲しみは完全にはなくならないから泣きたくなったら泣きます。
引き続き、自分にご褒美を与え続けます。
子供達の幸せはもちろんですが、自分の幸せも考えていきたいです

なんだかまとまらなくなってしまいましたが、本日の御礼とさせてください。
ランチ会、お申し込みさせて頂きました!
またお会いできることを楽しみにしております!!

彼女は、旦那様との夫婦として過ごした時間に全く後悔がない、とおっしゃっていました。

旦那様のことを大好きで「王子様♡」(♡は私の主観です)と言うほど。

日々感謝を伝え合う夫婦であった、その揺るぎない愛情をお持ちの方。

だから、後悔はない、けれども、もっと一緒に過ごしたかったし、子供が離れた後に旦那様としたいこと、たくさんあったとおっしゃっていました。

本当に、人生とは不思議なものです。

いがみ合っている夫婦がたくさんいる中で、こんなに仲睦まじく幸せなご夫婦がこうして「死」というお別れをしている。

(便乗してうちもそういう夫婦でした・笑)

本当に理不尽です。

でも、だから嘆いて人生を終わらせてしまうのはあまりにももったいない。

彼女はそれをきちんとわかっているし、ご自身の人生を段階的に輝かせることもわかっている。

そして、そこには何より旦那様が守ってくれているということもよくよくわかっていらっしゃる。

だからこそ、頑張るんですよね。

自分が旦那様の分まで頑張るんです。

まだお子さんが小さくて、小さいと「私が頑張らなきゃ」感がものすごく出ます。

でも、その頑張りをみて育つお子さんは、いつかお母さんを助けてくれるし、それこそ同士として同じ目線に立って相談に乗ってくれるくらいの存在になります。

子供って急にふっと手がかからなくなるようになるものです(うちはまだまだ手がかかってますが・笑)。

ご相談の趣旨は「漠然とした不安」でした。

頑張っている、頑張りすぎている自分を感じているから、これがプツンと途切れてしまったらどうしようという気持ちです。

まず、不安のない人はいません。

生活は日々繰り返すようで、日々未知のもじゃないですか。

しかも、「明日どうなるかわからない」をネガティブな意味で経験をしているから、その漠然とした不安を感じやすいのかもしれません。

私だって、そう思うと不安になるような気がします。

だから、それは自然な感情であることをであることを知った上で、なんで不安なのかを棚卸をすればいいのです。

頑張りすぎていることを、少し自分を癒したり、自分のやりたいことに傾けるとそれが緩和されます。

今彼女はお子さんが小さいので、まだ「自分の時間」を作ることが難しいかもしれません。

日々、子育てに追われる毎日。

同じ目線に立って話す人もいないし、労い会う人もいない。

ふっと立ち止まると、色々な感情(不安も含め)が溢れ出るものです。

そこで、ご自身の感情を受け止めて(イメージでもいいし)きちんと抱きしめてあげる、否定せずに頑張ってると認める、ご褒美をしたって良いじゃないですか!

「完全に安心しきってましたが、そもそもその状態がイレギュラーだったんだと思います」

正にそうですね。

そして、人生の中でそんな温かい時間を過ごせたことがイレギュラー=奇跡。

奇跡を経験できる人生なんて素敵。

それが出来るのはだれでもなく、あなただったから。

そんな自分は大丈夫!なんです。

 

パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント

  1. かお より:

    SECRET: 0
    PASS:
    まだまだ悲しくて仕方ありません。
    でもこんなに悲しいのは、とても幸せだったからですよね。
    いいことばかりではないし、ものすごく仲が良かったわけでもない。
    腹が立つことも含め、こんな感情にさせられるのは彼だけでした。
    彼と出会い時間を共にできた奇跡。
    周りに人達と比べてしまうと、とても短く、なぜ?と思ってしまうこともありますし、単純に寂しさもあります。
    でもその奇跡に感謝していけば、心から笑える日もやってくるだろうなと思いました。

  2. 田中 真弓 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >かおさん
    おはようございます。
    ブログを拝見しましたが、まだお別れされてまもないですよね?
    寂しい気持ちがあったり、様々な感情があることはとても自然なことだと思います。
    極端な話、世界中で、今この瞬間もどこかでどなたかが亡くなられています。
    でも、私たちは何も感じません。
    ですので、おっしゃる通り、悲しさを感じるのは幸せだったという時間があったから。
    感謝をすることも大事です。
    でも、私は「心から笑える日もやってくるだろうなと思いました」とおっしゃる時点で、いつかはそうなると思っています。
    もう、そちらの方向に進んでいらっしゃるんですよ。
    その都度都度の感情を大切に、まずはご自身を大切にお過ごしください。
    コメントありがとうございます。