あなたは旦那様の「代役」をしなくていい。

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<この記事を書いた人>

横浜のARAIYA NESTにて。昨日のランチはココ。
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死別1年生

今日はこのお店を教えてくれた人とご飯を食べてきました。
その方は、私のブログを通じて知り合いました。
同じ死別シングルマザーです
境遇が似ていたり、好きなアーティストが同じだったり、何かご縁を感じます。
1周期を終えたばかりの彼女は、少し気持ちが下降線。
1年目って
あっという間でとてつもなく長い日々
そんな1年だったりします。
特に私なんて、夫と突然お別れをしたわけですから、「余力」があったんですよね。
だから、死別直後は手続きにあっち行ったり、こっち行ったり、そして就活も髪振り乱してやりました。
そして、とにかく「パパ」の穴を埋めようとしていたような気がします。
舞台に穴を開けてはいけない大抜擢された「代役」のように、私は、必死でその役を演じようとしたのかもしれません。
でも、ことごとく就活もうまくいかず、手続きを終える頃にはボロボロになり充電が切れました。
そして、引きこもり生活に入ります。
再就職を決めたのは1年後の夫が亡くなった10月でした。
それは早いのか、遅いのかよくわかりません。
でも、1年目の私はそんな感じ。
そんな当時の私と彼女を重ねて見ても、それは重なることはなく、むしろすごく頑張っているんですよね。
ぽっかり穴が空いた「夫」がうまる訳ではないから、きっとずっと不足のような気がしてしまう。
でも、本当はめちゃくちゃ頑張っているんですよ。
そして、その頑張りって、他の人にとっては本当に分かりにくい。
周りの日常は変わりなく過ぎていますから、プラマイゼロで、いつの模様に笑っています。
私たちは、ドーンとマイナスの底辺に行くわけですから(括って御免なさい「私は」ですかね)、
そこで笑うだけでも相当な頑張りな訳ですよ。
残念ながら、周りのほとんどが「わかろう」なんて思ってもくれません。
厳しいようですが、基本人なんて「自分が一番」ですからね。
だから、自分が頑張っていることなんてわかってもらえない。
むしろ、それをこちらが言おうものなら、「いやいや私だって」とマウントする人なんてザラです。
でも、私なら、というか経験をされた方なら、日々の生活をしていくだけでもどんなに頑張っている行為なのか、心の底から理解できます。
全くいない訳ではないです。
います。
あなたの頑張りをわかってくれる人は必ずいます。
だから、声を大にして言いたい。
あなたは頑張っています。充分以上に頑張ってるよ!!
それを認めてあげてほしい。
きついかもしれませんが、きっと旦那さんがそこにいたら
頑張ってるね
と、きっと言ってくれるはずです。
でもいません。
一番身近で、一番あなたを理解してくれる人はもういません。
辛いよね。
だから、一番じゃなくて、ゼロ番なのかな。
ゼロ番目にあなたを理解してくれる、あなたが声を掛けてあげるんですよ。
頑張ってるね
って。
それに気が付いて。
大丈夫だからね。

 

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コメント

  1. たまご より:

    SECRET: 0
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    初めまして、になります。
    私も死別シングルです。ずっと空元気にやってきたのに、最近ネガティブモードで、沈んでました。読んでいたら涙が出てきて、思わずコメントさせて貰いました。旦那の他界後、適当に思い込まずに生きてきたつもりですが、少なからずは頑張っていたのかな…少しは褒めてあげてもいいのかな…そんな気持ちになれました。ありがとうございました。

  2. 田中 真弓 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >たまごさん
    はじめまして。
    コメントありがとうございます。
    ずっと空元気でやってきた、その一言に胸がキュっとなりました。
    それだけでも、ものすごいパワーがあることじゃ無いてすか!
    充分です。
    私はそう思います。
    少しはではなく、めちゃくちゃ褒めてあげて下さい!
    本当に頑張ってきました。
    出来たこと、やってきたことを少し書き出したり、思い返して見たら、きっと驚くと思います。
    メッセージなどで吐き出してくださっても良いですよ。
    コメントありがとうございます。